東映創立70周年記念作品『レジェンド&バタフライ』が1月27日に公開された。公開3日間で観客動員37万人、興行収入4億9000万円を記録し好調なスタートを切った。主演の木村拓哉(50才)とヒロインの綾瀬はるか(37才)は過去に何度も共演しているが、今回は織田信長と妻・濃姫という初の夫婦役に挑戦している。
「監督はNHK大河ドラマ『龍馬伝』や映画『るろうに剣心』シリーズなどスケールの大きいアクション描写に定評のある大友啓史氏が務めました。本作でも主要キャストは乗馬も殺陣もスタントなしで撮影に臨みました」(映画関係者)
実際、綾瀬が最初に臨んだ撮影が、馬で全力疾走するシーンだったという。これまでアクション作品の出演も多く、ジム通いや自宅でのトレーニング、ストレッチに励んできた綾瀬。ドラマや映画の撮影はもちろん、それ以外の仕事でも多忙なうえ、トレーニングもとなると疲れがたまってもおかしくないが、そんな綾瀬の秘密兵器が「黒酢大根」なのだという。
「以前から酸っぱい食べ物が好きだったそうですが、自分で大根をイチョウ切りにし、黒酢以外にもにんにくペーストなどを入れてアレンジ。撮影現場にお弁当にして持って行くこともあるそうです。きっかけは、昨年ドラマで大泉洋さん(49才)と共演し、グルメな大泉さんに感化されて食べすぎることが増えたからだそうです(笑い)」(芸能関係者)
健康検定協会理事長で管理栄養士の望月理恵子さんが解説する。
「お酢は米が原料ですが、黒酢の原料は玄米。玄米由来の抗酸化作用があります。黒酢に含まれる酢酸は体内でクエン酸に変わり、疲労回復が期待できるほか、アミノ酸やビタミンが豊富なため、血糖値の上昇抑制や、脂肪燃焼効果もあります」
大根そのものも体を整える栄養素を多分に含んでいる。
「アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼという消化酵素が含まれており、それぞれでんぷん、たんぱく質、脂肪を分解してくれます。分解されることで、消化吸収が助けられたり、排出がスムーズに行われます。加熱すると失われてしまうため、生食なのも正解です」(前出・望月さん)
黒酢大根によって支えられている綾瀬の演技には、あの大物俳優も舌を巻く。
「『レジェンド&バタフライ』で、濃姫の父・斎藤道三を北大路欣也さん(79才)が演じています。綾瀬さんのアクションを見て、“これからの時代劇を背負っていく”と絶賛でした」(前出・映画関係者)
大根でさらにいい女優に。
※女性セブン2023年2月16日号