芸能

船岡アナ逮捕でNHKが頭を悩ませる「和久田麻由子アナ復帰」4月改編への余波

4月から『ニュース7』のMCを担当することが決まった和久田麻由子アナ

4月から『ニュース7』のMCを担当することが決まった和久田麻由子アナ

 217日の深夜、東京・中野に住む女性アナウンサーのマンションに侵入したとしてNHK札幌放送局のアナウンサー・船岡久嗣容疑者(47)が逮捕された。侵入した際に居合わせた男性に取り押さえられそうになり、3階から飛び降りていたため222日に東京地検に送検された際には車いすに乗って頭に包帯を巻いていた。相撲やフィギュアスケートの中継などを担当していた実力派で、妻子のあるアナウンサーの逮捕劇とあって世間の注目を集めた。当然、NHK内部も騒然としたという。 

 同局の40代男性局員が言う。 

 「最近はこの話題で持ちきりになっています。いまも“上”からは被害にあった女性アナウンサーについての説明や通達などはなく、むしろそれによって各所で噂話が飛び交っている状況です。被害にあったとされるアナウンサーはおおよそ分かっていますが、本人は気丈に振る舞っているので大っぴらには触れないようになっています」 

 船岡アナの逮捕後、マスコミによる報道が続いているが、NHKの東京放送局内ではこの状況が続くことで“さらなる懸念”がなされているという。40代男性局員が続ける。 

「この後に控えている番組編成の『4月改編』への影響です。今回の改編では、産休中だった和久田麻由子アナ(34)が出産から約8か月でスピード復帰を果たします。それだけでなく、彼女の後輩のアナウンサーも何人か配置転換されることになりました。今後も流動的に人事を動かす予定でしたが、船岡アナの逮捕の話が長引けば“上”はこうしたアナウンサーの起用や露出についても色々と検討する必要が出てくるかもしれない。 

 もしいきなり誰かを異動させたらSNSなどで“あの子が被害者なのか”と、事実はどうであれ騒がれてしまうリスクもある。せっかく和久田アナが戻ってきてくれたタイミングで、別の事件で女子アナが注目されてしまったのは大変ですね」

関連キーワード

関連記事

トピックス

タイと国境を接し、特殊詐欺の拠点があるとされるカンボジア北西部ポイペト。カンボジア、ミャンマー、タイ国境地帯に特殊詐欺の拠点が複数、あるとみられている(時事通信フォト)
《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
まさか自分が特殊詐欺電話に騙されることになるとは(イメージ)
《劇場型の特殊詐欺で深刻な風評被害》実在の団体名を騙り「逮捕を50万円で救済」する手口 団体は「勝手に詐欺に名前を使われて」解散に追い込まれる
NEWSポストセブン
戸郷翔征の不調の原因は?(時事通信フォト)
巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン