京都の政財界に多大な影響力を持つ山岡理事長

京都の政財界に多大な影響力を持つ山岡理事長

「山岡理事長は90歳を超えた現在も現役の京都大学特任教授で、今でも国会議員と繋がりがあり、京都の政財界に多大な影響力を持つ存在です。しかし、過去には経営重視のワンマン経営で、キリスト教の教えを重んじる教職員と対立して裁判沙汰になることもありました。理事長と対立してしまうと、教職員は学校にいられなくなってしまいます」(学校関係者)

 絶対的な権力を持つ山岡理事長だが、事態が急変したのは今年2月。数名の生徒有志と生徒会が行った山岡理事長への抗議だった。

「昨年末に山岡理事長が代表取締役を務める出版社で、200万円の持続化給付金の不正受給(返金済)の告発や教職員へのパワハラの報道がでました。報道後、保護者やOGの不信感が頂点に達して、怒りの声が止まなかったそうです。

 そんな時に責任を問いただしたのが1年生と2年生からなる数名の生徒有志でした。彼女らは生徒会と協力して行動に移しました」(同前)

 2023年2月27日、生徒有志と生徒会が山岡理事長の説明を問う調査を1、2年の全生徒に行った。アンケート内容は以下の通り。

(1)パワーハラスメントをはじめとする理事長の問題行動について、先生方が抗議を行っているが、本当にそのような行動をとられたのか。

(2)今井千和世校長(以下、校長)が、今学期末をもって校長職を辞めさせられる(クビになる)とのことだが、それは事実なのか。理事長自身から、先生、生徒、保護者に対する説明を求める。

(3)今後、理事長の座をどうするつもりなのか。理事長自身から、先生、生徒、保護者に対する説明を求める。

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