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ダウンタウン松本人志 『ワイドナショー』降板で囁かれる「近い将来の引退説」

引退が近づいているのか

引退が近づいているのか

 ダウンタウンの松本人志(59)が、3月末をもって『ワイドナショー』(フジテレビ系)から降板することが3月6日、正式に発表された。これを受けてネット上では、「やはり引退が近いのか」と危惧する声が上がっている。

 というのも、2月24日に放送された『人志松本の酒のツマミになる話』で、松本が自ら引き際について語ったばかりだったからだ。「どこかで僕も幕を引かなきゃいけないので。多分、自分で辞めると思うんです。そこまで遠い世界の話でもないんで……」「早ければもう2年や。遅くても5年かな」と心情を吐露していた。芸能評論家の三杉武氏はこう言う。

「松本は4月から芸能界一の親友ともいえる中居正広と新番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)をスタートさせますが、『ワイドナショーを辞めてまでの意気込みで臨む』と宣言しました。自身のキャリアの総括のひとつとして新番組を捉えていることが分かります。

 松本さんの最近の仕事ぶりを見ていると、やり残したことをひとつひとつこなしているように見えます。長年共演NGと噂された爆笑問題との共演や、昨年4月の吉本興業創業110周年特別公演でダウンタウンとして約30年ぶりに漫才を披露したのも、その一環といえるでしょう」

 相方の浜田雅功は、かつてダウンタウンの最後について、番組で共演した志村けん(故人)にこう語っていた。

「ダウンタウンで最後どうすんねんっていうのは“花月で漫才しよ”って言うてるんですよ。そこは決まってるんです。最後の最後は花月なんですよ。ダウンタウンとしてはね」

 その発言を記憶していたファンからは、まさにその花月(なんばグランド花月)でダウンタウンが漫才をしたことについても、「いよいよ解散が近づいているのか」と危惧する声が上がっていた。三杉氏は、引退をほのめかした松本の胸中をこう推測する。

「引退発言については、尊敬する島田紳助さんや上岡龍太郎さんの引き際の影響を受けているのは間違いない。連綿と地位にしがみつくことなく、自分自身で一線を引き、スパっと辞める。そんなリタイアの仕方をイメージしているのでは」

 一つの時代が終わろうとしているのか。

※週刊ポスト2023年3月24日号

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