芸能

冨永愛、斉藤由貴、矢田亜希子、広末涼子 スキャンダルもなんのその!変わらず活躍する女優たち

『大奥』が好評(時事通信フォト)

『大奥』が好評(時事通信フォト)

 私生活でのさまざまな出来事が仕事に大きく影響する芸能人は少なくないが、その一方でいろいろあっても変わらず活躍する芸能人もいる。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが、スキャンダルに負けない女優たちについて綴る。

* * *

号泣会見を開いたイケメン俳優とは大違いの女優

 ドラマ評論家の皆さんの間で、「今期の最優秀主演女優賞ではないか」と言われているのが冨永愛サン(40才)。冨永サンは現在、NHK総合「ドラマ10」枠の『大奥』で、8代将軍・徳川吉宗を演じていらっしゃいます。いかに好評かという証拠に、3月8日にNHKホールで開催されたファンミーティングが15日深夜に放送されることが決まったり、今秋、シーズン2が放送されることが発表になったり……。

 江戸パラレルワールドを描いて脚光を浴びた、よしながふみさんの同名原作コミックのドラマ化。冨永サン演じる吉宗はなぜ世が“男女逆転”に至ったのか、機密の文書を作る「奥右筆」の村瀬役・石橋蓮司サン(81才)や岡山天音サン(28才)のもとを訪ね、大奥内での出来事を記した「没日録」をひもとかせるのでした。

 原作にはない展開も少なくない中、とにかく冨永サンが男前で潔さにあふれていて惚れ惚れしてしまいます。

 2月28日のオンエアでの、町医者・小川笙船を演じる片桐はいりサン(60才)との絡みも最高でした。(以下、ネタバレあり)笙船が、目安箱にストレートな文言で投書したことをきっかけに、吉宗は貧しい民が無料で診察を受けられる「小石川養生所」の設立に奔走するのです。次回の「上司にしたい有名人ランキング」に、冨永サンが入るのではないかと思わせるほどリーダーシップにも優れた吉宗を絶賛好演中。水野改め進吉役のHey! Say! JUMP・中島裕翔クン(29才)に情報収集を任せるくだりや、杉下役の風間俊介クン(39才)に言葉をかけるくだりなどもすべてカッコイイ!!

 キャスティングしたかたにも表彰状を差し上げたいくらい。豪華絢爛なセットや衣装の中でも、まったく見劣りしない「冨永愛」の名前をよくぞ思い浮かべてくださいました。

 思えば、パリコレでも活躍する日本を代表するトップモデルである冨永サン。私は、『TAE ASHIDA』のファッションショーのランウェイで外国人モデルさんの列の先頭で歩く冨永サンをお見かけする機会が多いのですが、長身でスタイル抜群であることに加え、切れ長の目が印象的な東洋的なルックスが相まって、インパクト抜群! モデルさんで、ここまで名前が知れ渡っているかたも、そうはいらっしゃらないのではないでしょうか。

「心躍ると同時に身が引き締まる思い」「納得のいく吉宗であるように精進してまいります」とは、吉宗役が発表された際のコメント。

 その一方で、前述の片桐サンや仲里依紗サン(33才)とのオフショットを頻繁にInstagramにアップしてくださり、現場が和気あいあいとした様子であることが伝わってきます。貫地谷しほりサン(37才)やMEGUMIさん(41才)との絡みでもほっこりした様子もあって、冨永サンの現場でのキャプテンシーまで見てとれるのでした。

関連記事

トピックス

報道陣の問いかけには無言を貫いた水原被告(時事通信フォト)
《2021年に悪事が集中》水原一平「大谷翔平が大幅昇給したタイミングで“闇堕ち”」の新疑惑 エンゼルス入団当初から狙っていた「相棒のドル箱口座」
NEWSポストセブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
雅子さまは免許証の更新を続けられてきたという(5月、栃木県。写真/JMPA)
【天皇ご一家のご静養】雅子さま、30年以上前の外務省時代に購入された愛車「カローラII」に天皇陛下と愛子さまを乗せてドライブ 普段は皇居内で管理
女性セブン
大谷翔平の妻・真美子さんの役目とは
《大谷翔平の巨額通帳管理》重大任務が託されるのは真美子夫人か 日本人メジャーリーガーでは“妻が管理”のケースが多数
女性セブン
稽古まわし姿で土俵に上がる宮城野親方(時事通信フォト)
尾車親方の“電撃退職”で“元横綱・白鵬”宮城野親方の早期復帰が浮上 稽古まわし姿で土俵に立ち続けるその心中は
週刊ポスト
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者
【新宿タワマン刺殺】ストーカー・和久井学容疑者は 25歳被害女性の「ライブ配信」を監視していたのか
週刊ポスト
東京駅17番ホームで「Zポーズ」で出発を宣言する“百田車掌”。隣のホームには、「目撃すると幸運が訪れる」という「ドクターイエロー」が停車。1か月に3回だけしか走行しないため、貴重な偶然に百田も大興奮!
「エビ反りジャンプをしてきてよかった」ももクロ・百田夏菜子、東海道新幹線の貸切車両『かっぱえびせん号』特別車掌に任命される
女性セブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
高橋一生と飯豊まりえ
《17歳差ゴールイン》高橋一生、飯豊まりえが結婚 「結婚願望ない」説を乗り越えた“特別な関係”
NEWSポストセブン
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
NEWSポストセブン