加陽宮一家(写真/共同通信社)
愛子さまの候補者リストには「旧華族」の名前も記されているという。華族とは明治政府によって身分と特権を与えられた元公家や元大名らで、戦後、日本国憲法が制定されるまで存続した。
「なかでも近衛家、一条家、九条家、鷹司家、二条家の『旧五摂家』の男子が候補に入っています。鷹司家が秋篠宮さまの相談相手であるなど、これらの家はいまでも皇室との距離が近い。
旧華族がリストに挙がるのも、家柄がしっかりしており素性調査がしやすい点が理由のひとつでしょう。宮内庁としても、愛子さまの結婚相手を巡るトラブルはなんとしても避けたいはず」(皇室ジャーナリスト)
旧華族の親睦団体「霞会館」が、宮内庁の進めるお相手候補選びに協力しているとの報道もある。
「過去には、旧華族で華道家元の池坊専永氏の孫や、幕末大名・島津久光の子孫である玉里島津家の子息の名前が取り沙汰されたこともありました」(同前)
※週刊ポスト2023年4月7・14日号