YouTubeで自らの半生を語る蘭丸。巧みな話術で再生回数も上昇中

YouTubeで自らの半生を語る蘭丸。巧みな話術で再生回数も上昇中

 チビゴとは香がネット上で使う蘭丸の愛称。受験戦争を勝ち抜き、大学卒業まで「安泰の10年」を手に入れたはずだったが、思わぬ落とし穴が待っていた。

「入学後、蘭丸くんはスマホゲームにハマり、1日10時間以上もゲームをしていたそうです。おかげで成績は振るわず、見かねた学校側は彼が1年生のときから香さんを呼び出して注意しましたが効果はなく、やがて学年最下位レベルまで成績が落ち込みました。不登校気味になった蘭丸くんは朝の登校中に寝たまま山手線を2~3周し、登校しても保健室にひきこもっていたそうです」(前出・岸谷家の知人)

 何より子供を愛する香にとってもつらい日が続いた。あるとき、一日中だらだらと寝て過ごす蘭丸に、香は号泣しながらこう叫んだという。

「あんた、命がもったいないよ!!」

 母のゲキが効いたのか、中3の夏に蘭丸は立ち直るきっかけをつかむ。夏休み中、本人の希望でフィリピンにある語学学校で過ごしたのだ。

「蘭丸くんは英語が大の苦手で家族での海外旅行はいつも家で留守番。『I am fine』の意味は『私はフィネ』と思っていたほどでした(苦笑)。不安を抱えながらも一歩を踏み出そうとする蘭丸くんを見て、香さんは涙が止まらなかったそうです」(前出・岸谷家の知人)

 5週間の語学留学を経て帰国した蘭丸は系列高校への内部進学を取りやめ、アメリカの高校に留学することを決意。一念発起してニューヨークの高校に進学後、1日16時間勉強してニュージャージー州の名門高校に編入し、小室圭さんの母校であるフォーダム大学に合格した。

「しかし、フォーダム大学には進学せず浪人してさらに勉学に励み、昨年イギリスのユニバーシティー・カレッジ・ロンドンとイタリアのボッコーニ大学、アメリカのニューヨーク大学に合格しました。結局、経済学部のランクが世界3位と目されるボッコーニ大学に入学しました」(前出・岸谷家の知人)

 欧州の超名門大学に入学し、「ダイアモンド」のように輝かしい未来が約束されたはずだったが──。

小室圭さんを救いたい

 大学入学後、蘭丸が選んだ道はYouTuberだった。

「現在は、ボッコーニ大学に籍を置いたまま帰国し、YouTuberとして活動しています。大学の授業にはほとんど出ておらず、単位も全然取れていないようです。せっかく名門大学に入ったのにもったいない気もしますが、これもいまどきの若者の生き方なのでしょうね」(前出・岸谷家の知人)

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