スポーツ

大谷翔平の“イタズラの標的”同期デビューT・ウォード外野手が告白「翔平は最近、僕のあごひげを触ってくる」

大谷翔平がエンゼルスに入団した2018年にメジャーデビューしたテイラー・ウォード

大谷翔平がエンゼルスに入団した2018年にメジャーデビューしたテイラー・ウォード

 二刀流の“ユニコーン”と呼ばれる大谷翔平(28)。米カリフォルニア州アナハイムにあるエンゼルスの本拠地・エンゼルスタジアムに赴くと、チームメイトが大谷の意外な素顔を明かしてくれた。ノンフィクションライターの水谷竹秀氏による独占現地レポートである。

 * * *
 大谷がエンゼルスに入団した2018年にメジャーデビューしたテイラー・ウォード(29)は、昨季ブレークしたエンゼルス一筋の「苦労人」だ。今年は1番打者としてレギュラー争いをしているが、ウォードも大谷の“イタズラ”の標的になるという。

「彼はフレンドリーで、おおらかなところもある。毎日笑顔を絶やさず、話しかけやすい人間だ。彼が成し遂げたことすべてがすごいのに、だよ。翔平は最近、ランダムに僕のあごひげを触ってくるんだ。じゃれ合ったりふざけ合ったりする感じで」

 大谷がチームに溶け込める理由について、ウォードは大谷が「ポジティブ」であることが大きいという。

「常に自分がいる環境を受け入れ、その環境のなかでポジティブに、そして成長しようとしている。エンゼルスでも、チームメイトの一員になりたがっているのがわかる。

 彼がエンゼルスと契約した2018年の時と比べると、英語もかなり上達している。最初は(通訳の)水原一平が常に必要だった。でも今は上達してる。翔平は明らかにスマートだよ」

 2021年にMVPを獲得し名実ともにトッププレイヤーになった大谷だが、入団してから2年間は、思うような成績を残せなかった。5年間ともにプレーしてきたウォードは、知られざる大谷の一面を見てきたことだろう。

「(大谷が)少しナーバスになる時もあったね。自分がチームに対してやるべきことができていなかった時に、自分に不満を漏らしていた。でも、そんな時はとても珍しい。彼は常に幸せで、笑っていて、冗談を言うような感じなんだ」

取材/水谷竹秀(ノンフィクションライター)

※週刊ポスト2023年6月9・16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
経済同友会の定例会見でサプリ購入を巡り警察の捜査を受けたことに関し、頭を下げる同会の新浪剛史代表幹事。9月3日(時事通信フォト)
《苦しい弁明》“違法薬物疑惑”のサントリー元会長・新浪剛史氏 臨床心理士が注目した会見での表情と“権威バイアス”
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
2才の誕生日を迎えた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
【9月6日で19才に】悠仁さま、40年ぶりの成年式へ 御料牧場、小学校の行事、初海外のブータン、伊勢新宮をご参拝、部活動…歩まれてきた19年を振り返る 
女性セブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
当時の水原とのスタバでの交流について語ったボウヤー
「大谷翔平の名前で日本酒を売りたいんだ、どうかな」26億円を詐取した違法胴元・ボウヤーが明かす、当時の水原一平に迫っていた“大谷マネーへの触手”
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
《同居女性も容疑を認める》清水尋也容疑者(26)Hip-hopに支えられた「私生活」、関係者が語る“仕事と切り離したプライベートの顔”【大麻所持の疑いで逮捕】
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
賭博の胴元・ボウヤーが暴露本を出版していた
大谷翔平から26億円を掠めた違法胴元・ボウヤーが“暴露本”を出版していた!「日本でも売りたい」“大谷と水原一平の真実”の章に書かれた意外な内容
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン