W不倫が報じられた女優の広末涼子(左)とミシュラン一つ星レストラン「sio(シオ)」のオーナーシェフである鳥羽周作氏(右)
1999年には自己推薦で早稲田大学教育学部に入学。6月に初登校した際には、取材陣や野次馬が集まり、大騒動にもなった。
エンタメ事情に詳しいライターの大塚ナギサ氏は広末についてこう説明する。
「広末さんは1990年代後半を象徴する大スターです。アラフォーやアラフィフにとっては、まごうことなき“トップアイドル”であり、“ショートカットといえば広末涼子”という強いイメージが残っているのは間違いないと思います。そして、CMで話題になった頃から、今までずっと変わらぬ“透明感”というのも大きな魅力でしょうね」
私生活では、“奇行”が報じられたり、結婚・離婚・再婚もあった広末。それでも“透明感”が保たれるのはどうしてなのか。
「広末さんは、プラベートについて多くを語るタイプではありません。まれにバラエティー番組にも出ますが、俳優というポジションは崩さず、ほとんど素の姿を見せません。そのうえで、基本的にショートカットのイメージをキープして、自身のキャラクターをしっかりと確立している。もちろん、年齢を重ねることで役柄の幅もどんどん広がっていますが、それと同時に変わらぬ“トップアイドル”であり続けているわけです。だからこそ、つねに“広末さんと仕事がしたい”という関係者が出てくるのだと思います」(大塚氏)
昨今の芸能界では不倫報道は致命傷となりやすい。実際に広末の仕事にも影響が出ているが、業界内の“広末世代”にとっては広末と仕事をするチャンスとなるかもしれない──。不倫報道を経験した広末が、どんな形で仕事を再開するのかにも注目だ。