事務所幹部として、東谷容疑者を告訴した綾野を「絶対に守る!」と周囲に語っていた小栗にしてみればわらにもすがる思いだったのかもしれない。高岡に“告発”の理由を尋ねるとこう回答した。
「ドロドロのものを墓まで持っていくのもよいのですが、ドロっとしたものと墓に一緒には入れないなという考えだからです。それと政治、企業のことは自分も知識が限られているので深くは掘れませんが、芸能界に関して、単純にトライストーンに限ってはですが、表に出てない以上に酷い状況を見ているので。もっと早く(東谷容疑者を)援護できればよかったのですが、共闘しているわけではなく、人は人なので。ただガーシーさんはかわいそうだなと」
かねて芸能界の待遇改善を訴え、社長就任に際しては「風通しのいい場所を作りたい」と語っていた小栗。圧力とは無縁の立場を強調してきた彼は身に降りかかったスキャンダルにどう対応するのか。新社長としての手腕が問われている。
※女性セブン2023年6月29日号