「家宅捜索で見つかったのは約1gの乾燥大麻と巻紙などの吸引道具。個人で使用するには2回分程度の微量ですが、容疑者が海外に行く前に新たな物証が出たことに捜査員も安堵したといいます」(全国紙社会部記者)
6月16日未明、俳優の永山絢斗容疑者(34才)が、大麻取締法違反の疑いで警視庁薬物銃器対策課に逮捕された。容疑は今年4月、東京・目黒区の自宅マンションで乾燥大麻を所持した疑い。15日夜に行われた家宅捜索ではリビングにあった黒いポーチの中からラップに包まれた乾燥大麻などが見つかった。
「4月の容疑に関しては『記憶にない』と否認したものの、自宅で発見された大麻が動かぬ証拠となり、16日午後に再逮捕されました。関係者から情報提供を受けた警察は半年近く慎重に内偵捜査を進めてきましたが、永山容疑者が6月中旬にフランスに行く予定を立てていたため、このタイミングでの逮捕に踏み切ったようです。ガサ入れは夜間執行の許可を取ったうえで行われ、当日は大勢の捜査員が投入されました」(前出・社会部記者)
瀟洒なヴィンテージマンションに警察が踏み込む数日前、本誌『女性セブン』は都内の繁華街で逮捕前の永山の姿を捉えていた。6月12日、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編—決戦—』のイベントに出席した永山は、会場を出た後で複数の友人と合流し、世田谷区内の飲食店を訪れた。
食事を終え、ひとりで先に店を出た永山が路上で取り出したのはチャック付きのポリ袋。中からたばこの葉を取り出すと、慣れた手つきで紙に巻き、煙をくゆらせながら恍惚の表情を浮かべた。
「彼が大麻を吸うときはもっぱらジョイント(紙巻きたばこ状)ですが、外で吸うのはシャグと呼ばれる合法のたばこです。最近の彼は、大麻を吸っていないときでも感情の起伏が激しく、やたらとテンションが高いときもあれば、突然、キレ出すこともあった。自宅では人前でも平気で大麻を吸っていたので、彼の周囲は以前からこうなることを危惧していたといいます」(芸能関係者)