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「週刊ポスト」本日発売! 日大アメフト部に「もうひとつの不祥事」ほか

 8月21日発売の「週刊ポスト」は、自然災害に加えて政治災害、経済災害に見舞われる国民生活を守るスペシャル号。相次ぐ不祥事に揺れる日大アメフト部では、報じられない新たな問題が起きていたことが本誌取材でわかった。そして政界では、岸田首相がいよいよ窮地に追い込まれる重大事態が進行中。実用特集では「人生最後の10年」に注目し、お金、健康、家族などテーマごとに「私たちはどう生きるか」を考えた。

今週の見どころ読みどころ

◆瀕死の岸田首相にトドメを刺す麻生太郎「電撃引退」決断
自民党の麻生副総裁といえば、もともと舌禍の多い政治家として知られるが、8月に副総裁として台湾を初訪問して「抑止力を機能させる覚悟」「戦う覚悟」を語ったことは世界に衝撃を与えた。国際情勢に与える影響はもちろんだが、国内ではこの発言に接して、「ついに麻生さんは決断した」と捉える政界関係者が多かった。取材を進めると、麻生氏が政界引退に向けて動き始めたこと、それによって来年には自民党の権力ゲームが激動する未来が見えてきた。

◆回転ずしステージにおっぱい洗顔……日本のAV女優を集めた台湾「成人展」の破廉恥
日本の人気セクシー女優ばかり47人が一堂に会したお色気イベントが台湾で開かれた。高額チケットを払って参加した男性客たちを前に、女優たちは回転ずしを模したステージに上がって“品評”され、さらには「馬乗り奉仕」「おっぱい洗顔」などボディタッチを含むサービスを提供していた。ネットには、さらに「夜のデート」もあったことをうかがわせる情報が流出している。これは日本文化の世界進出なのか、それとも国辱なのか……。

◆<スクープ>日大アメフト部が「パワハラ暴言コーチ」をひそかに謹慎処分にしていた
危険タックル問題から再生したかと思えば大麻に覚醒剤――大学アメフト界の名門である日大の激震は止まらない。本誌は、その騒動のさなかに有名コーチがパワハラによって無期限謹慎の処分を受けていたことをつかんだ。日大は「調査中」とし、しかも「調査についての公表は差し控える」というのだが、今度こそ反省したはずの組織として正しいのか。

◆<ここでも……>松井秀喜の母校・星稜の中学野球部で監督のパワハラ騒動が勃発
今夏の甲子園にも出場した石川県の星稜は中高一貫校。その中学野球部で保護者たちが監督によるパワハラを訴える騒動が起きていた。小学生時代から将来を嘱望された逸材が退部するなど波紋が広がっている。当の監督を直撃すると、パワハラを全面否認し、退部した生徒たちは「自信を失ったり他のスポーツをしたいといった理由だった」と説明した。

◆WBC「大谷学校」で学んだ巨人・岡本が覚醒し、ヤクルト・村上が撃沈した理由
セ・リーグのホームラン王争いで1位と2位につける岡本と村上だが、今季の成績も凄みも大きな差がついている。ともにWBCで大谷に感化されて打撃やトレーニングを見直したとされるが、なぜ結果にこれだけの違いがあったのか。図太くマイペースの岡本、闘争心が強い村上という性格もさることながら、それぞれのスイングの特徴も影響していた。

◆山田養蜂場の御曹司逮捕で発覚した「女が女を盗撮する」おそろしい現実
ハチミツで有名な山田養蜂場の社長次男で専務だった山田満生・容疑者が東京都迷惑防止条例違反と児童ポルノ禁止法違反で逮捕された。パパ活で知り合った女性に入浴施設の女性更衣室内を盗撮させたとされる。事件の背景を探ると、SNSの闇バイト募集で盗撮を手伝う女性が集められ、そうした盗撮動画や画像がネットで売買されている実態がわかった。

◆<最後の勝負>孫正義が虎の子「アーム」8.6兆円上場でかける反転攻勢の成否
3四半期連続の巨額赤字を計上して不安が広がるソフトバンクグループが、ついに大勝負に出る。傘下の英半導体大手・アームを9月に米ナスダック市場に上場し、8兆円以上の資金を手にする見通しだ。アナリストのなかには、これが同グループの反転攻勢の号砲になるという見方も多い一方、アームの将来性やソフトバンクの行く末に疑問を呈する声も。

◆ビッグモーター転落の裏で「世界を席巻する」日本の田舎育ち企業22社
ベンチャーが育ちにくいとされる日本の産業界でも、実は小さく生まれて大きく育った特徴ある企業は少なくない。ビッグモーターのそのひとつだったが、経営の手法と目標をはき違えて転落した。では、成功と成長を続ける企業はどこが違うのか。巨大水槽の日プラ、半導体製造関連のローツェ、カニカマを世界に広めたヤナギヤなど22社を紹介する。

◆麻布台ヒルズ「200億円ペントハウス」は内覧するにも審査があった
国内の分譲マンションとして文字通り桁違いの値段となった麻布台ヒルズ。最上階には3戸のペントハウスがあり、一番広い部屋は200億円の値付けだったとされる。この価格になるとさすがにローンは組めないのが普通だから、買い手は自己資金で出せる富豪に限られ、そうした顧客のリストも存在するという。こんな100億ションはどうやって売買されるのか、調べてみると驚きのシステムが存在した。

◆有吉も岸田首相も手術した「慢性副鼻腔炎」の兆候と最新治療法
酸素マスクをつけた衝撃的な投稿でファンを仰天させた有吉弘行は、その後、慢性副鼻腔炎の手術を受けたことを公表した。今年2月には岸田首相も同じ病気で手術している。国内で年間200万人が罹患するという珍しくない病気なのだが、2人の例を見てもわかるように軽視はできない。きっかけや兆候、さらに最新の治療法まで詳しくリポートする。

◆永井美奈子×松本志のぶ×馬場典子「日テレ女子アナ同窓会」でぶっちゃける!
3人の人気アナウンサーが久々に再会し、思い出話、暴露話に花を咲かせた。箱根駅伝、24時間テレビ、ズームイン!!など同局看板番組ならではの苦労や、驚きの恋愛事情など興味深い秘密が明かされた。

◆失敗しない「墓じまい」4つの手順を徹底解説
高齢化や経済的理由などにより、墓じまい件数は10年前の1.5倍に増えている。しかし、相変わらずトラブルが多い。親族間の問題、菩提寺との関係、新たな墓所や納骨堂の選び方など、気になるポイントを4つに分けてわかりやすくまとめた。

◆<13ページぶち抜き>後悔しないために「人生最後の10年をどう生きるか」
「どう生きるか」に悩むのは若者の特権ではない。仕事を引退したら隠居して、あとは孫の成長を見守りながら趣味を楽しむ……そんなかつての老後は遠い夢になり、また個々の選択も多様化した。人生の最終章で後悔しないためのノウハウを集めた。仕事、財産、年金、住まい、人付き合い、相続から運転免許、ペット、葬式、終末期医療まで場面ごとに専門家のアドバイスを聞く。さらに、お手本となる野村克也、大島康徳、神田川俊郎、宝田明、葛城ユキの生き様と幕引きを遺族らが振り返る。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

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