国内

【“ドリル優子”トレンド入り】小渕優子・選対委員長 政治資金で「高級下着、ベビー用品、化粧品購入」の過去も、国民からは厳しい声

9月13日、記者会見する自民党の小渕優子氏(時事通信フォト)

9月13日、記者会見する自民党の小渕優子氏(時事通信フォト)

 岸田文雄首相が政権浮揚へ向けて断行した、内閣改造と自民党役員人事。これまで2人だった女性閣僚が過去最多に並ぶ5人となり、復興相に土屋品子氏、少子化相に加藤鮎子氏、地方創生相に自見英子氏が就任する。それとともに“女性の積極登用”をアピールする狙いがあると見られているのが、自民党の党4役である選挙対策委員長に就任した小渕優子氏だ。

 小渕氏といえば、故・小渕恵三元首相を父に持ち、その強固な地盤を継いで2000年に初当選。2008年に麻生内閣で少子化対策と男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として初入閣した。2014年9月には第2次安倍改造内閣で、女性初の経済産業大臣に就任した。

 ところが、わずか1か月後に、週刊新潮が小渕氏の政治資金疑惑を報道。政治団体「小渕優子後援会」や政党支部「自民党群馬県ふるさと振興支部」で、後援会の女性部会員を「明治座」に招いて観劇会をおこなったこと、そこで多額の赤字が出ていたことなどを報じた。赤字となれば、差額を政治資金で補填したこととなり、有権者の買収にあたるという疑惑だった。

「一連の政治資金疑惑を受けて、小渕氏は経産相を辞任。さらに、東京地検特捜部による家宅捜索につながった。その際、ガサ入れの前に関係先のハードディスクが電動ドリルで物理的に破壊されていたことが問題となり、ネットでは“ドリル優子”という異名がついた」(政治部記者)

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン