ライフ

塗るのではなく“刺す”シート状美容液 目元・口元の角質層まで成分がダイレクトに浸透

目元・口元用のシート状美容液『ビタブリッド ステムセルショット プレミアム』

目元・口元用のシート状美容液『ビタブリッド ステムセルショット プレミアム』

 パックやサプリメントなどを展開する「ビタブリッドC」シリーズを中心とした製品やサービスを開発するビタブリッドジャパン。同社が発売したマイクロニードルシートが話題を呼んでいる。

 本製品は、希少成分「ヒト臍帯血幹細胞培養液(整肌成分)」(後述)を極細の針状に成形した目元・口元用のシート状美容液で、同成分配合の同種製品としては日本初となる(TPCマーケティングリサーチ調べ。2022年12月27日時点)。

「保湿効果のあるヒアルロン酸や培養液などを、先端直径が30〜60μm(単位の読み方は「マイクロメートル」。1μmは0.001mm)という極細の針状に成形して、シート状に加工しました。

 目元や口元に貼り付けたまま就寝していただくと、2時間程度で角質層まで成分がダイレクトに浸透します」(同社グロースプロダクト部の小林優希さん・以下同)

スキンケア後、目元や口元にシートを貼り、指で軽く押し当てるように密着させる。週に1~2回、就寝時の使用がおすすめ

スキンケア後、目元や口元にシートを貼り、指で軽く押し当てるように密着させる

週に1~2回、就寝時の使用がおすすめ

週に1~2回、就寝時の使用がおすすめ

 成分の高浸透を叶えるべく、“針”の成形に独自の製法を採用した。

「金型ではなくシート上で成形を行う製法によって、針1本1本の均一性を高め、偏りのない均等な間隔で配置することができました。

 本来この成分は熱に弱いのですが、シートを常温で成形するため効用にダメージを与えません」

 希少成分「ヒト臍帯血幹細胞培養液」とは聞き慣れない言葉だが、この成分はいま、美容業界や再生医療の分野で大いに注目を集めている。

 肌を整えてくれるこの成分を、さらに詳しく見てみると──。

●ヒト臍帯血…へその緒と胎盤に含まれる血液。体を形成する「幹細胞」が多く含まれている。
●幹細胞…さまざまな細胞を作り出す能力があり、組織を修復したり、新しい細胞を生み出すことができる。
●培養液…本製品では、幹細胞を培養した液から不純物や細胞などを取り除いた上澄み液を指す。この液は、細胞の活性を促す「サイトカイン」をはじめ、コラーゲンやエラスチンをサポートする成分など89種類の複合成分で構成されているという。

1シートに133~145本のニードル(針)が均等に並ぶ

1シートに133~145本のニードル(針)が均等に並ぶ

 本製品は、塗るのではなく“刺す”シート。ちなみに、突起による痛みはないのだろうか。

「マジックテープを肌に押しつけたような感触です。ニードルは徐々に溶けていくので、10分程度で気にならなくなることが多いです」

 目元のハリ不足やほうれい線など、年齢特有の悩みにピンポイントで働きかけてくれる画期的なシートだ。

【商品DATA】
『ビタブリッド ステムセルショット プレミアム』/ビタブリッドジャパン/1万1596円(+送料110円)。内容量/4袋入(1袋2シート×4回分)、シートのサイズ:約幅66×高さ31mm。通販でのみ販売。「皮膚角質」「肌トーン」「シミ・色素沈着」など、肌年齢への働きかけも期待できるという。

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2023年10月5日号

関連記事

トピックス

真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン
今年の”渋ハロ”はどうなるか──
《禁止だよ!迷惑ハロウィーン》有名ラッパー登場、過激コスプレ…昨年は渋谷で「乱痴気トラブル」も “渋ハロ”で起きていた「規制」と「ゆるみ」
NEWSポストセブン
トランプ米大統領と高市早苗首相(写真・左/Getty Images、右/時事通信フォト)
《トランプ大統領への仕草に賛否》高市首相、「媚びている」「恥ずかしい」と批判される米軍基地での“飛び跳ね” どう振る舞えば批判されなかったのか?臨床心理士が分析
NEWSポストセブン
アメリカ・オハイオ州のクリーブランドで5歳の少女が意識不明の状態で発見された(被害者の母親のFacebook /オハイオ州の街並みはサンプルです)
【全米が震撼】「髪の毛を抜かれ、口や陰部に棒を突っ込まれた」5歳の少女の母親が訴えた9歳と10歳の加害者による残虐な犯行、少年司法に対しオンライン署名が広がる
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
《新恋人発覚の安達祐実》沈黙の元夫・井戸田潤、現妻と「19歳娘」で3ショット…卒業式にも参加する“これからの家族の距離感”
NEWSポストセブン
キム・カーダシアン(45)(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストの元妻の下着ブランド》直毛、縮れ毛など12種類…“ヘア付きTバックショーツ”を発売し即完売 日本円にして6300円
NEWSポストセブン
レフェリー時代の笹崎さん(共同通信社)
《人喰いグマの襲撃》犠牲となった元プロレスレフェリーの無念 襲ったクマの胃袋には「植物性のものはひとつもなく、人間を食べていたことが確認された」  
女性セブン
大谷と真美子夫人の出勤ルーティンとは
《真美子さんとの出勤ルーティン》大谷翔平が「10万円前後のセレブ向けベビーカー」を押して球場入りする理由【愛娘とともにリラックス】
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(秋田県上小阿仁村の住居で発見されたクマのおぞましい足跡「全自動さじなげ委員会」提供/PIXTA)
「飼い犬もズタズタに」「車に爪あとがベタベタと…」空腹グマがまたも殺人、遺体から浮かび上がった“激しい殺意”と数日前の“事故の前兆”《岩手県・クマ被害》
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」でペールブルーを選ばれた皇后雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《洋装スタイルで魅せた》皇后雅子さま、秋の園遊会でペールブルーのセットアップをお召しに 寒色でもくすみカラーで秋らしさを感じさせるコーデ
NEWSポストセブン