この年になっていろいろやれるのは本当にありがたいこと

山田:エ〜!! こんなにお忙しいのに、そんなことまでご自分で? いったい毎日どのようなスケジュールで過ごされているんですか?

生島:平日は毎朝4時にTBSに入って6時半に番組が終了した後も、ゲストのかたとの録音部分を午後に収録したり、(会長を務める『生島企画室』の)タレントさんの営業に行ったり……。10月はテレビもラジオも改編期ですから、8月あたりから、よく“営業”をしに動いていましたね。会長自ら?って言われますけれど、そうやって動いていると頭も活性化します。コロナ禍が終息して、やっと人と直接会えるようになりましたし、講演会なども復活してきているので動き時なんです。

 オーバーワークにならないように気をつけなければならないので、土日のどちらかは休もうと思っているのですが、おかげさまでこの年になっていろいろやれるのは本当にありがたいこと。いまは仕事がおもしろくておもしろくて、しょうがないですね。

山田:先日、『サンデージャポン』(TBS系)で「さゆりんご」こと元・乃木坂46の松村沙友理チャン(31才)の「生島企画室」入りが話題になりました。せんだみつおサン(76才)、ピーターさん(71才)、藤田紀子サン(76才)、なべやかんサン(53才)など本当にいろいろなかたが所属していらっしゃる。吉川美代子サン(69才)、寺田理恵子サン(62才)、吉崎典子サン(61才)ら元局アナウンサーのかたも多いですが、スカウトも生島会長がなさるんですか?

生島:これに関しても自ら動くことが少なくありませんね。でも、すべてご縁なんですよ。フリーアナウンサーは皆さん、厳しい状況だと思うんですけれど、少しでもお役に立てればと……。でもウチに来てくださると露出が増えるかたが多いんですね。

 その逆で、学生時代、ウチに所属していた渡邊渚チャン(26才)や佐久間みなみチャン(25才)がフジテレビの局アナになったりして……。先日、ひろゆきさん(46才)に会ったら「せっかくアナウンサーとしてのトレーニングをしてあげてもほかに行かれちゃったらビジネスとして儲からないじゃないですか」と言われちゃったんですけれど、たとえ儲からなくても鮭のように最終的にまた戻って来てくれたらいいかなぁと(笑い)。保証はありませんけれどね。

山田:お若いかたに囲まれているからでしょうか、生島サンはフットワークが軽やかであると同時に、感覚が抜群にお若い! いつも驚かされるのはLINEのレスポンスが誰よりも速いことです。それにスタンプもいろいろなバージョンをお持ちで……。

生島:連絡事項だけじゃなくて、世界中のニュースも大量にシェアしちゃってるから迷惑に感じているかたもいるんじゃないかな?(苦笑)でもLINEって本当にすばらしいコミュニケーションツールだと思いますよ。時候の挨拶から消息確認、プライベートな話まで活用させてもらっています。

 ぼくがけっこうLINEを連投するので普通に既読スルーはされてしまっているんですけどね(苦笑)。でもぼくは何か届いたらスタンプぐらいは送るようにしています(笑い)。年齢を重ねても、こうしたツールを上手に活用していくと老けないですよ。若いかたとも確実にコミュニケーションがとれるのでね。

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