番組出演に事務所の“営業”にと、大忙しでも元気な生島さん
ほかにもプロデューサーの残間里江子さんや紀藤正樹弁護士、“なんでもあり”な(笑い)森永卓郎さん、それに小野寺五典さんという元防衛大臣もいらして、政治についても非常に鋭いツッコミをしていただいています。
こうした皆さんと毎朝、自分をアップデートできるというのはありがたいことですね。同時に、改めてラジオってすばらしいメディアだと実感できるひとときでもあるんです。
ぼくがアナウンサーとして最初に仕事をしたTBSは在京民放局では唯一、テレビとラジオの兼営局なので、これは久米サンもおっしゃってることだけれど、両方やれたことはアナウンサーとしてのキャリアを積むという意味では非常にプラスになりましたね。
久米サンとは同じ名前ということで、「Wヒロシ」なんて呼んでもらって、入社3年目なのに『生島ヒロシの夜はともだちII』という若者向けのラジオ番組をやらせてもらって……それがいまにつながっていますね。
山田:私もラジオ出身なのでよくわかりますが、パーソナリティーとリスナーのかたの絆ってホントにすごいんですよね。私、今年の誕生日当日に『おはよう一直線』に電話出演させていただいたんですけれど、スタジオにリスナーのかたから「今日は山田さん、誕生日ですよね?」というメールが届いていて仰天しました。8月に私が入院していたことも知ってくださっていて心配もいただいて。本当にありがたいなぁって……。
生島:そうなんですよ。親戚のオジサン、オバサンが街中にいるような感覚で、実際、街でもすぐに声をかけていただける。自分で思っている以上に多くのかたに聴いていただいているという実感がありますね。
そんなことだから、モノを実際に見て確認できないのに「ラジオショッピング」があれだけ売れるんです。「生島サンがいいって言ってるから」「生島サンが愛用しているなら」と買ってくださる。だからぼくも気は抜けません。あるスポンサーさんは「以前はネットに重きを置いていたけれど、いまは生島サンのラジオにシフトしています」と言ってくださっています。だからショッピングで扱う会社には自ら足を運んで、打ち合わせをすることも多いんですよ。もちろんすべて試しています。