「ゴールドマン・サックス」を強調(公明党TikTokアカウントより)
「若年層の政治離れは深刻です。直近の国政選挙(2022年参議院議員通常選挙)では、10代・20代の投票率は35パーセント前後にとどまり、約3分の2の方々が投票に行っていないという結果になりました。
政治課題や政策だけではなく、議員の”横顔”を知って政治家に親しみを持つところから、政治に興味を持っていただく入り口になればとの趣旨で、TikTokアカウントを開設いたしました」(広報部の担当者、以下同)
SNS担当のスタッフが中心となり、動画制作に携わっているという。どういった点を意識して企画を立てているのか。
「議員の学生時代や前職、趣味やプライベートなどのパーソナルな情報、そして政治家としての仕事にまつわるエピソードなどをヒアリングして、あまり知られていない魅力を引き出すことを意識しています」
山口氏は数々の無茶ぶりをどのように受け止めているのだろうか。
「驚くこともあるようですが、“興味を寄せてくださる方がいるとすれば、それは嬉しいことだ”と受け止めています」
永田町では解散風が吹き始めている。公明党のSNS施策は若者の政治参加を促すことになるだろうか。