スポーツ

祝!パリ五輪決定、男子バレーボール日本代表「龍神NIPPON」 活躍必至の注目プレーヤーたち

スロベニア戦にストレート勝ちをし、パリ五輪の切符を獲得したバレーボール男子。今年3月に胃がんで亡くなった元日本代表・藤井直伸さんのユニホームを掲げ、チーム全体が喜びを分かち合った(時事通信フォト)

スロベニア戦にストレート勝ちをし、パリ五輪の切符を獲得したバレーボール男子。今年3月に胃がんで亡くなった元日本代表・藤井直伸さんのユニホームを掲げ、チーム全体が喜びを分かち合った(時事通信フォト)

 パリ五輪予選を兼ねたFIVBワールドカップバレー2023で、男子バレーボール日本代表『龍神NIPPON』が五輪出場権を獲得。五輪本大会の切符を自力で獲得したのは2008年の北京のみ。長らく冬の時代を過ごしていたが、近年選手たちの人気はすさまじく、試合が行われた東京・国立代々木競技場には、“推し”のうちわを持った女性ファンで埋め尽くされるほど。来年のパリ五輪に備えて、“新時代”を闘う選手たちを紹介します!

●石川祐希選手(27)

キープレーヤー(時事通信フォト)

龍神NIPPONのキープレーヤー(時事通信フォト)

 日本のキャプテンでエース。大学時代にイタリアのセリエAに挑戦したことを機に、海外チームに挑戦する若手選手が増え、“バレーボール界”に影響を与えている日本代表の要。

●高橋藍選手(22)

甘いマスクが人気(共同通信社)

甘いマスクが人気(共同通信社)

 鋭いスパイクとサーブを武器に守備の安定感もあるオールラウンダー。その実力と甘いマスクが人気を呼び、大谷翔平選手や羽生結弦も契約しているコーセーとスポンサー契約。CMで“共演”する日も遠くない!?

●エバデダン・ラリー選手(23)

エバデダン選手(写真/アフロ)

エバデダン選手(写真/アフロ)

 ワールドカップバレー最終日に彗星のごとく現れたエバデダン選手。アメリカ戦でブロックポイントをとるなどプレーでチームに貢献。195cmの長身を生かした高さとフィジカルの強さに今後さらに期待が高まる。

●宮浦健人選手(24)

宮浦選手(時事通信フォト)

宮浦選手(時事通信フォト)

 今大会アメリカ戦で初スタメンで出場し、27点の最高得点をとった宮浦選手。剛腕のサウスポーが強みのオポジット。相手コートに突き刺すようなサーブも得意とし、試合ではサービスエースも獲得した。

●小川智大選手(27)

小川智大選手(時事通信フォト)

小川選手(時事通信フォト)

 日本代表の“守護神”のひとりで、今大会好レシーブで猛アピールをみせた。身長176cmとチームの中では小柄ながら、海外選手の強いスパイクや鋭角な打撃のボールまでなんでも拾い上げ、チームからの信頼も厚い。

●高橋慶帆選手(19)

高橋選手(写真/アフロ)

高橋選手(写真/アフロ)

“俳優の横浜流星似”と一躍注目を集めた高橋選手は、『アジア競技大会2023』で得点を量産し、銅メダル獲得に導いた。

●甲斐優斗選手(20)

(写真/アフロ)

甲斐選手(写真/アフロ)

 今大会4得点を挙げ躍動したチーム最年少。インタビューでは「ずっと憧れていた舞台ですし、プレーしていて楽しかったです」と初々しい姿をみせ、観客の心を掴んだ。

※女性セブン2023年10月26日号

パリ五輪出場が決まり涙を見せる“らんらん”(写真/アフロ)

パリ五輪出場が決まり涙を見せる“らんらん”(写真/アフロ)

バレーボール好きを公言しているフィギュアスケートの鍵山優真選手は、金色のスティックバルーンを手に観戦(写真/アフロ)

バレーボール好きを公言しているフィギュアスケートの鍵山優真選手は、金色のスティックバルーンを手に観戦(写真/アフロ)

姉妹揃って会場に足を運んだ

姉妹揃って会場に足を運んだkoki,とcocomi

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン