スポーツ

ボディビル世界最高峰が決定 3年連続入れ替わりの波乱 優勝のデレクは出場わずか2年目、30歳の優勝も31年ぶりの若さ

今年の優勝はイケメンのデレク(写真は主催するMrOlympiallcのインスタより)

今年の優勝はイケメンのデレク・ランスフォード(写真はデレクのインスタより)

 ボディービルディング大会の世界最高峰「ミスター・オリンピア」が11月5日(現地時間)、米・フロリダ州で開催された。優勝は甘いマスクのイケメンとして知られるデレク・ランスフォード(Derek Lunsford)。例年30代中盤や40代が活躍する戦場においてデレクは今年30歳になったばかり。ファンたちは大いに沸いている。

 ボディビルに詳しいライターが言う。

「デレクは見事なバルク(筋肉の大きさ)の背中で、広背筋や僧帽筋が丸々と盛り上がっていてインパクト抜群。会場も沸いていました。しかも、初めて212lb(ポンド)の階級から上げてミスター・オリンピアクラスに出場したのが去年。加えて、30歳という若さでの優勝は1992年ドリアン・イエーツ以来という快挙です」

 ちなみに、ドリアン・イエーツは1992年に初優勝後、1997年まで6連覇した。一度優勝すると長く王者として君臨することの多いボディービルディング界。直近で見ると3年連続で優勝者が入れ替わる波乱となっているなかで、デレクが若くしてトップになったことは“連覇の幕開け”になる可能性がある。

 今年の準優勝は「ペルシャの狼」ことハディ・チョーパン(36)で、昨年の優勝者。デレクとは同じトレーナーに付いていて、2人がともに強烈なトレーニングしている映像が公開されたこともある。表彰直後に上位入賞者で並んでパフォーマンスをする時間では、「ハディは後輩に負けたのが悔しかったのか、途中で袖にはけて批判の的になった」(前出のライター)という。

 日々、己の体を磨き上げてコンテストに臨むボディビル──その最高峰では、今年もドラマがあった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン
今の巨人に必要なのは?(阿部慎之助・監督)
巨人・阿部慎之助監督「契約最終年」の険しい道 坂本や丸の復活よりも「脅かす若手の覚醒がないとAクラスの上位争いは厳しい」とOBが指摘
週刊ポスト
大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、不動産業者のSNSに短パン&サンダル姿で登場、ハワイの高級リゾードをめぐる訴訟は泥沼化でも余裕の笑み「それでもハワイがいい」 
女性セブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
《再スタート準備》中居正広氏が進める「違約金返済」、今も売却せず所有し続ける「亡き父にプレゼントしたマンション」…長兄は直撃に言葉少な
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《ベリーショートのフェミニスト役で復活》永野芽郁が演じる「性に開放的な女性ヒロイン役」で清純派脱却か…本人がこだわった“女優としての復帰”と“ケジメ”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の一足早い「お正月」》司組長が盃を飲み干した「組長8人との盃儀式」の全貌 50名以上の警察が日の出前から熱視線
NEWSポストセブン
垂秀夫・前駐中国大使へ「中国の盗聴工作」が発覚(時事通信フォト)
《スクープ》前駐中国大使に仕掛けた中国の盗聴工作 舞台となった北京の日本料理店経営者が証言 機密指定の情報のはずが当の大使が暴露、大騒動の一部始終
週刊ポスト
タレントとして、さまざまなジャンルで活躍をするギャル曽根
芸人もアイドルも“食う”ギャル曽根の凄み なぜ大食い女王から「最強の女性タレント」に進化できたのか
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
安達祐実、NHK敏腕プロデューサーと「ファミリー向けマンション」半同棲で描く“将来設計” 局内で広がりつつある新恋人の「呼び名」
NEWSポストセブン
還暦を迎えられた秋篠宮さま(時事通信フォト)
《車の中でモクモクと…》秋篠宮さまの“ルール違反”疑う声に宮内庁が回答 紀子さまが心配した「夫のタバコ事情」
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」新年特大号発売! 紅白激震!未成年アイドルの深夜密会ほか
「週刊ポスト」新年特大号発売! 紅白激震!未成年アイドルの深夜密会ほか
NEWSポストセブン