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岡田奈々、48年前リリースの『青春の坂道』が時代を超えてストリーミングで1100万再生 本人が語る「感謝」

CM出演を皮切りにドラマや映画など幅広く活躍し最近では歌も

CM出演を皮切りにドラマや映画など幅広く活躍し最近では歌もリバイバルヒットしている岡田奈々が語った(写真はエメロンシャンプーのCM撮影現場で)

 近年、ストリーミング配信の普及で、昭和のメロディがリバイバルヒットしている。2020年には、松原みき『真夜中のドア~stay with me』(1979年11月発売/オリコン最高28位/作詞:三浦徳子、作曲・編曲:林哲司)が世界各国のチャートで上位に入った。

 国内で世代を超えて愛される曲も増えた。最近では、岡田奈々の『青春の坂道』(1976年3月発売)が俄かに脚光を浴びている。同曲は月刊誌『明星』で歌詞の原案が募集され、それを元に松本隆が作詞、森田公一が作曲、瀬尾一三が編曲をした。当時オリコン最高23位だったが、YouTube Musicでは再生回数が1169万を超えている(2024年2月25日現在。以下同)。本人はどう受け止めているのか。

「そんなに聴かれているんですか。ありがたいですね。作曲の森田公一先生の曲も好きですし、私のシングルはデビューから7枚目まで作詞が松本隆先生なんです。本当に良い歌をたくさん書いていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」

 1974年にグリコアーモンドチョコレートのCMでブラウン管に姿を現した岡田は翌年5月、『ひとりごと』(作詞:松本隆、作曲・編曲:都倉俊一)で歌手デビュー。ドラマ『俺たちの旅』(日本テレビ系/1975年10月~1976年10月放送)では、オメダこと中谷隆夫(田中健)の妹役を演じて人気を得た。

『青春の坂道』は、岡田演じる中谷真弓がカースケこと津村浩介(中村雅俊)に恋心を抱く22話『少女はせつなく恋を知るのです』の劇中歌としても使用された。

「ドラマの中では、歌詞を『君』から『あなた』にするなど少し変更して歌いました。そのためのレコーディングもしました。『青春の坂道』が流れるシーンではイメージビデオのような映像を使っていただき、うれしかったですね」

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