解雇前日、ホテル内で慌ただしく電話する水原氏
「時間を持て余していた」
選手の悩みに寄り添い、選手から愛されていた水原氏。逆に水原氏が悩みを漏らすこともあったという。
「飲み会で一平が自分のキャリアについての悩みを打ち明けたことがあったんです。気にしていたのは給料のことだったと思う。まだキャリアも浅かった一平の給料は当時、年収500万~600万円くらいだったと思うんだけど、やっぱり仲良くしている選手が数千、数億円単位の給料をもらっていると思うところもあったようで、『夢がない』と。『メジャー挑戦するときは僕も連れてってください』と言っていた」
2017年に大谷がメジャーの挑戦にあたって水原も球団職員を辞め、専属通訳として渡米。今季はドジャースと契約を結び、年俸は7000万円近くとも報じられていた。
「大谷はストイックだからトレーニング、試合、睡眠を大切にするため飲みや遊びにはほとんど出かけない。日ハム時代とまるっきり違った生活環境になって、夜は暇を持て余していたのではないか。
奥さんもいるし、その立場上、一人で飲み歩いたり遊びに行くわけにもいかないので、日ハムの選手や球団関係者に『アメリカ来たらご飯行きましょう』と連絡していたと聞いている。手持ち無沙汰になった暇つぶしで違法賭博に手を染めてしまったのであれば残念です」
水原一平通訳の夫人、大谷の両親、姉と一緒に観戦した真美子さん
大谷から長年信頼を得ていた
球場で大谷の母・加代子さんと談笑する真美子さん
インスタに投稿された真美子さんのビーフシチュー
滞在する韓国のホテルを歩く大谷
4才頃の大谷(右)と、加代子さん(写真はエンゼルスの公式ツイッターより)
大谷はソウルの高級ホテルに滞在
堂々たる姿の大谷
3月16日夜の水原氏(ファン提供)