ストーリーズで初披露(大谷選手のインスタグラムより)
実際、会見後も現地報道では「刺激的な告白や謝罪は一切なかった」(米紙・USAトゥデイ)、「自分の口座から400万ドル以上も送金があったことを知らなかったという説明は到底受け入れがたい」(米・ヤフースポーツ)と厳しい視線が向けられた。スポーツ紙MLB担当デスクが語る。
「日本のメディアと違って米国では大谷への忖度はない。会見では口座やパスワードの管理方法には触れませんでしたが、米国メディアは今後もそうした疑問を追及し、発言に矛盾があれば突いていくでしょう」
一連の疑惑に対しては、FBI(連邦捜査局)、日本の国税庁にあたるIRS(内国歳入庁)の捜査も進んでいく。
「大谷サイドは当局の捜査に全面協力するとしており、今後は送金に使われた口座や手口を徹底的に調べられることになります。捜査には半年から1年程度はかかるとみられ、成績への悪影響も懸念されます」(同前)
※週刊ポスト2024年4月12・19日号