早くも今夏から『SHOGUN 将軍』新シーズンの脚本に取り掛かるという(写真/CNP=時事)

早くも今夏から『SHOGUN 将軍』新シーズンの脚本に取り掛かるという(写真/CNP=時事)

 同作は第1話の配信開始から6日間で全世界900万回再生を記録するという歴史的快挙を達成し、5月17日、続編のシーズン2、3の制作決定が発表された。

「いまや真田さんはハリウッドを中心に活躍する日本を代表する俳優です。ただ、1997年に手塚さんと離婚してアメリカに拠点を移して以来、家族関係は秘されてきた」(芸能関係者)

 真田は1990年に手塚と結婚。翌年、長男が生まれたが、夫婦生活はやがて暗転する。1995年、手塚が日南人を妊娠しているさなか、真田に不倫騒動が持ち上がり、離婚に至ったのだ。

 ほどなくして真田はアメリカへ。それでも、子供たちとは継続的にかかわっていたという。日南人が語る。

「両親はぼくと兄のために、年に数回、家族4人がそろう機会を作ってくれていたんです。定期的に会っていたおかげで、特に幼少期には、離婚の実感はまったくなかったです。

 小学生の頃から父には憧れていて、国際的な俳優になりたいという思いはありました」

 ついに27才で両親と同じ俳優の道を選んだ日南人だが、そこに至るまでには紆余曲折があった。

倉本聰氏が評価した

 日南人の生活拠点は、いまも北海道美瑛町にあるという。大学時代は東京で生活していた彼が北海道に移住したきっかけは、アイヌの文化や精神に強い興味関心を持ったことだった。日南人が明かす。

「早稲田大学国際教養学部に進学後、スペイン留学、休学を経て中退しまして。ペンキ屋で働きながら音楽活動をしていたんですが、縁あってアイヌの歴史に触れる機会があり、真剣に学びたいと思ったんです。

 その半年ほど後かな。アイヌ民族博物館(当時)が北海道白老町でリニューアルオープンするのを機に、ネイチャーガイドを募集していると知りまして。こんなチャンスはないと移住を即決しました」

 白老町に移住し、ガイドとして勤めながらも、日南人は機を見て真田と会っていたという。

「数年前、ぼくが白老から東京に帰省したタイミングで会ったときのことはよく覚えています。ぼくと父、2人で食事をしてお酒を飲んだんです。それがいちばん最近かな‥‥頻繁に連絡は取っているんですけどね」(日南人)

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