真田広之一覧

【真田広之】に関するニュースを集めたページです。

薬師丸ひろ子の透明感は健在
【角川三人娘】角川春樹氏が振り返る 可能性を感じた薬師丸ひろ子の目力
 1980年代、日本映画界に彗星のごとく現れた薬師丸ひろ子(57才)、原田知世(54才)、渡辺典子(56才)。いまも第一線で活躍し続ける彼女たちの原点は、10代でヒロインを務めた『角川映画』にある。“角川三人娘“と呼ばれた彼女たちの才能を見出した編集者・映画監督・映画プロデューサーの角川春樹さんと映画宣伝プロデューサーの遠藤茂行さんが当時を振り返る──。【全4回の第1回】芸能界に憧れのある人は選ばなかった角川:薬師丸、知世、典子の3人は、オーディションで選びました。私は“アイドル”を発掘した覚えはなく、作品にふさわしい女優を選んだのですが、それがアイドルのように扱われたわけです。遠藤:薬師丸さんは高倉健さん(享年83)主演の『野性の証明』(1978年)でデビューしていますが、角川さんは彼女の目に可能性を感じたとよく話されています。角川:何と言っても“目力”です。彼女はそもそも芸能界に憧れがあって入ってきたわけではなく、他薦に近い。ある小さな芸能事務所が街でスカウトした女の子たちのスナップ写真を送ってきて、その中に薬師丸もいて、その目力に惹きつけられました。それで、『野性の証明』のオーディション前に彼女をスタジオに呼んで、アクションスターやスタントマンが所属している『ジャパン・アクション・クラブ(略称JAC)』の俳優に彼女を背負わせて映画のラストシーンを演じさせたんです。 そのとき、“彼女ならイケる”と思い、オーディションで彼女以上の逸材が現れなかったら、この子にしようと決めていました。 演技はレッスンすればうまくなりますが、『目は心の窓』といわれるように、目力だけは生まれながらに備わったものですから。 あのとき、彼女はオーディションの審査員だったつかこうへいさん(享年62)から、「ピンク・レディーを歌ってよ」とリクエストされて「嫌です」とサラリと断ったんです。その意志の強さにも惹かれましたね。遠藤:後に薬師丸さんから聞いた話ですが、当時はカメラを向けられると吸い込まれそうで、家族写真を撮るときも不機嫌な顔になっていたそうです。デビューしてからも笑った写真がほぼありません。笑顔のアイドル全盛期の中で異彩を放った存在でした。角川:知世と典子は真田広之(61才)主演の『伊賀忍法帖』(1982年)で、広之の相手役オーディションで選びました。当時、知世は14才、典子は16才。知世は広之のファンで、彼に会いたい一心でオーディションを受けたんです。ただ、この映画はベッドシーンのようなものがあり、14才の知世にはふさわしくないということで、彼女にはグランプリではなく、特別賞を与えたのです。 このオーディションでヒロインに選ばれたのが典子です。彼女は郷里の大分県から「芸能界に入りたい」とこのオーディションを受けて入りました。『伊賀忍法帖』のとき、私は映画『汚れた英雄』(1982年)の監督で、自分の映画で精一杯だったから、典子の現場にはほとんど行くことができず、彼女の成長を見ることができなかったのは、かわいそうなことをしたと思っています。代わりに遠藤さんに典子の現場に行ってもらっていました。遠藤:渡辺さんはひとりで京都の撮影所で頑張っていましたね。角川:以前、京都の撮影所で「遠藤さんの顔を見るとホッとした」と、典子が言っていたことがありましたよ。 知世は姉の貴和子(56才)と一緒に『伊賀忍法帖』の福岡予選オーディションに来て、私は最初、貴和子を選ぶつもりでした。というのも、知世は先にお話ししたように、真田広之に会いたくてオーディションに来ていたからです。でも、オーディションのときに知世がバレエをやっていると言うので、『白鳥の湖』を少し踊ってもらったらとても素敵で、“彼女がオーディションの本選で、バレエを踊ったら絵になるな”と思いました。『伊賀忍法帖』の本選オーディションは東京駅に近い『東京會舘』で行いましたが、そこで知世は八神純子さん(64才)の歌を歌い上げました。その姿を見ていると、知世から“私を見て”という声が聞こえたんです。もちろん彼女はそんなことを言っているわけではないのに、“私を見て”と言っているような気がするんです。テレパシーというのか魂の声というのか、なんとも言えない不思議な感覚でした。 私は、このオーディションでは、基本的に芸能界に憧れのある人間は選ばないと決めていました。芸能界で成功したいと思っている人間は、どうしてもガツガツしたところが目について長続きしないからです。彼女たちもこれが終わったら辞めてしまうかもしれない、このデビュー作1作で終わるかもしれないと思っていたんですが……。(第2回につづく)【プロフィール】編集者・映画監督・映画プロデューサー 角川春樹さん(80才)/角川春樹事務所代表取締役社長。出版界の風雲児として、数々のヒット作を生み出すかたわら、映画プロデューサーとして、1976年『犬神家の一族』を皮切りに、映画界に進出。角川映画として、『人間の証明』(1977年)、『野性の証明』(1978年)、『ぼくらの七日間戦争』(1988年)、『天と地と』(1990年)など70作を世に送りだす。2020年には監督作の映画『みをつくし料理帖』が公開。全人生を語った書籍『最後の角川春樹』(伊藤彰彦著/毎日新聞出版)でも『角川映画』誕生秘話を明かしている。映画宣伝プロデューサー 遠藤茂行さん(68才)/東映にて角川映画『戦国自衛隊』(1979年)を皮切りに、『セーラー服と機関銃』(1981年)、『探偵物語』(1983年)、『Wの悲劇』(1984年)など数々の話題作の宣伝を手掛ける。東映作品として『ビー・バップ・ハイスクール』(1985年)、『バトル・ロワイアル』(2000年)、『GO』(2001年)ほか数々の作品に宣伝、企画、製作などとしてかかわる。現在も映画プロデューサーとして活動する傍ら、ダンス・芸能専門学校『東京ステップス・アーツ』で講師を務める。取材・文/廉屋友美乃※女性セブン2022年3月17日号
2022.03.06 07:00
女性セブン
弟・眞栄田郷敦
千葉真一「お別れの会」2つの会が同日開催 背景に異母姉弟間の軋轢
 毀誉褒貶の激しい人ではあったが、本人も予想だにしなかっただろう死後のトラブルが起こっている。しかも、それが娘と息子の間で起きているというのだから、穏やかではない。骨肉の争いはなぜ起こったのか──。 昭和の大スター・千葉真一さん(享年82)が新型コロナウイルスによる肺炎で急逝したのは、昨年8月のこと。彼の誕生日の1月22日に行われる“お別れの会”が、周囲の困惑を招いている。12月1日、千葉さんが設立したJAC(ジャパン・アクション・クラブ)を継承するメンバーが発起人となる「さらば!千葉真一」と銘打った「お別れの会」の開催が発表された。しかし、それから3週間後、同じく1月22日に「千葉真一 “偲ぶ会”」が開かれることが明らかになった。「偲ぶ会」は、千葉さんが一時期所属していた芸能事務所が取り仕切るという。 千葉さんには3人の子供がいる。1973年に結婚した野際陽子さん(享年81)との間に生まれたのが、長女・真瀬樹里(47才)。離婚後、1996年に再婚した一般女性との間に長男・新田真剣佑(25才)と次男・眞栄田郷敦(21才)が誕生。「お別れの会」は真剣佑と郷敦が関わっており、対抗する形となった「偲ぶ会」は、樹里が喪主を務める。「偲ぶ会」の発起人には、東映の手塚治社長、千葉さんの故郷である千葉県の熊谷俊人知事のほか、映画監督の三池崇史氏や深作健太氏、市川猿之助、谷隼人、そして千葉さんの愛弟子だった真田広之ら約20人もの錚々たる面々が名を連ねている。千葉さんの知人が寂しそうに語る。「故人を送る会が2つに分裂しているのは、生前の千葉さんの行いによるところが大きい。映画や俳優養成学校への投資の失敗などで多額の借金を抱え、私生活では2度の離婚を経験。でも魅力的な人だから彼を支援したり、師事する人は少なくなかった。両方の会にJAC関係者の名前がありますが、“どちらが正当な千葉さんの後継者か”という対抗心のようなものを持っている人もいるのかもしれません。 おそらく真田さんや発起人の面々は、まさか姉弟が分断されかねない状況だとは思ってもいないことでしょう」姉弟間にある「小さくない溝」 樹里や真剣佑も巻き込まれたといえるのかもしれない。だが、彼らが開催日を変えるよう提案したり、名前を連ねることを拒否するなど、関係者やファンの混乱を招かない工夫ができたはず。姉弟間に「小さくない溝がある」という声も聞こえる。前出の千葉さんの知人が続ける。「母親は違いますが、3人は決して“不仲”というわけではなく、一緒に仲よく食事をすることもありました。しかし、4、5年ほど前から次第に“関係がギクシャクしている”という噂が耳に入ってくるようになったんです」 異母姉弟の間に軋轢を生んだのは、偉大なる父親との“距離感”だったという。「真剣佑さんは高校卒業まで千葉さんとともにアメリカで暮らしていましたが、卒業後は父親の後押しで日本の芸能界に入りました。千葉さんは彼を連れて一緒にバラエティー番組に出演したり、彼の才能を褒めたたえるコメントを出すなど、真剣佑さんを全面的にバックアップした。 弟が人気者になっていく姿を、樹里さんも最初は温かく見守っていました。ただ真剣佑さんの人気が出るにつれて違和感が強くなっていったようです。父親の名前ではなく自分の実力で勝負したいという真剣佑さんと、“もっと父親へしっかり感謝を表すべき”という樹里さんの考えはすれ違っていった」(前出・千葉さんの知人) 姉弟の確執を決定的にしたのが、10月8日に営まれた千葉さんの四十九日法要だという。海外での仕事のため真剣佑は葬儀に続いて、四十九日法要をやむなく欠席。いずれも取り仕切ったのは樹里だった。「真剣佑さんは緊急帰国したものの、当時は海外からの帰国者は2週間隔離が義務付けられており、結果的に四十九日も参加できず。これには樹里さんも落胆していました。関係者が樹里さんの手元にある千葉さんの遺骨を一時的に預かり、コロナ隔離されている彼のもとに届ける形で1日だけ“対面”を実現させる予定でした。しかし、その調整段階でもイザコザが生まれてしまった。 結局、真剣佑さんは遺骨に対面できないまま、納骨が行われました」(前出・千葉さんの知人) 2つの会が同日開催という異例の事態の背景には、関係者のさまざまな感情が入り乱れているようだ。千葉さんは草葉の陰で、どんな思いを抱いているのだろうか。※女性セブン2022年1月20・27日号
2022.01.06 07:00
女性セブン
真剣佑
千葉真一さん「お別れの会」が分裂トラブル 真剣佑が「発起人の名前」に困惑
 昭和の大スター・千葉真一さん(享年82)が新型コロナウイルスによる肺炎で急逝したのは、昨年8月のことだった。死の瞬間に家族は誰一人立ち会うことができず、コロナ禍ゆえに葬儀は密葬でひっそりと営まれた。あれから5か月。千葉さんを偲ぶ声に押され、彼の誕生日の1月22日に、“お別れの会”が催されることになった。だが、それが、ファンや関係者を困惑させている。 発端は、12月1日に発表された、「さらば! 千葉真一」と銘打った「お別れの会」だった。千葉さんが1970年に設立したJAC(ジャパン・アクション・クラブ)を継承するメンバーが発起人を務める。「東京の増上寺で行われる予定で、多くのファンや関係者の参列を見込んでいます。ところがこの会の発表から3週間後、同じ1月22日に『千葉真一“偲ぶ会”』が開かれることが明らかになった。名称は違いますが、どちらも故人を送る会です」(芸能関係者)「偲ぶ会」は千葉さんが一時期所属していた芸能事務所が取り仕切り、東京都内のホテルで催される予定だ。なかには「どちらの会に出席すれば、千葉さんが喜んでくれるのか」(60代女性)と悩む往年のファンもいる。なぜ同じ日に、別々の会が開かれることになったのか──。 千葉さんには3人の子供がいる。1973年に結婚した野際陽子さん(享年81)との間に生まれたのが、長女・真瀬樹里(47才)。離婚後、1996年に再婚した一般女性との間に長男・新田真剣佑(25才)と次男・眞栄田郷敦(21才)が誕生した。 樹里は1994年に女優デビューし、多くの時代劇や刑事ドラマなどに出演してきた。2004年にはハリウッド映画『キル・ビル』で千葉さんと共演している。真剣佑は映画『ちはやふる』シリーズなどで“国民的イケメン”としてブレーク。昨年4月からは拠点を海外に移し、Netflixが配信する実写版ドラマ『ONE PIECE』のメインキャストにも選ばれている。郷敦は『ノーサイド・ゲーム』『プロミス・シンデレラ』(ともにTBS系)などのヒットドラマに出演、いま最も注目を集める若手俳優である。 父の姿を追うように芸能界で活躍する姉弟が、いま、「お別れの会」と「偲ぶ会」をめぐって、完全に分裂状態にあるという。「実は、『お別れの会』は真剣佑さんと郷敦さんがかかわる会で、対抗する形となった『偲ぶ会』の喪主は樹里さんが務めているんです。『偲ぶ会』には真剣佑さんと郷敦さんも名を連ねていますが、当初2人は“正式に許可した覚えはない”と強く抗議。結果、現在、『偲ぶ会』の公式ホームページでは、2人の名前の横に“欠席”と書かれています」(真剣佑の知人)「偲ぶ会」の開催が発表された5日後、真剣佑と郷敦が連名で「お別れの会こそがぼくたち兄弟の弔意です」との異例のコメントを発表した。一方、「偲ぶ会」を取り仕切る芸能事務所の代表に聞くと、こう語気を強める。「詳しくは話せませんが、発起人を見ていただければ、どちらが正当な会かがわかると思います」「偲ぶ会」の発起人には、東映の手塚治社長、千葉さんの故郷である千葉県の熊谷俊人知事のほか、映画監督の三池崇史氏や深作健太氏、市川猿之助、谷隼人ら約20人もの錚々たる面々が名を連ねている。最も真剣佑サイドを驚かせたのは、真田広之(61才)の名前だった。「真田さんは1973年にJACに入り、千葉さんの愛弟子としてめきめきと頭角を現し、いまでは日本を代表するアクションスター。しかし、1989年のJAC独立後、師弟は疎遠になっていました。2019年に行われた千葉さんのデビュー60周年とJACの50周年を兼ねた会では、声をかけられたのに参加を断り、千葉さんも残念がっていました。 もう千葉さんにはかかわりたくない、そんなふうに思っていたのに『偲ぶ会』では発起人に名を連ねた。ハリウッドでも活躍する真田さんは、真剣佑さんにとっても憧れの存在ですが、今回の件で、“なぜ騒動を大きくするようなことを……”と困惑。発起人を含む『偲ぶ会』サイドに対して、憤慨しているようです」(前出・真剣佑の知人) 穏やかではないこの争いを、千葉さんはどんな思いで見つめているのか。※女性セブン2022年1月20・27日号
2022.01.05 07:00
女性セブン
夏木マリ、「強き女」の変遷 悪霊役から朝ドラヒロインまで
夏木マリ、「強き女」の変遷 悪霊役から朝ドラヒロインまで
 清原果耶主演のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で、百音を厳しくも優しく支えるのが資産家で“姫”と慕われる新田サヤカ。演じるのは夏木マリ(69歳)だ。ひときわ存在感を放つ夏木だが、これまでもサヤカのように芯の強い女性を演じてきた。その変遷をコラムニストのペリー荻野さんが振り返る。  * * * NHKの朝ドラ『おかえりモネ』。気象予報士デビューしたヒロイン・モネこと永瀬百音(清原果耶)は、たくさんの人に支えられているが、中で最強とも思えるのが、新田サヤカ(夏木マリ)である。モネが最初に就職した米麻町森林組合のボス的存在のサヤカは資産家で、山に詳しく、モネにさまざまなことを教える。自然を愛し、感謝を忘れない彼女は、山の神様とツーカーみたいにも見える。 夏木マリは、さまざまな形で「強き女」を表現してきた。私が最初に衝撃を受けたのは、1974年のドラマ『高校教師』だ。あ、真田広之や藤木直人のドラマじゃないです。このときの先生は、加山雄三。放送は東京12チャンネル(現在のテレビ東京)である。眉毛を細くくっきりメイクした紀子(山内えみこ)はじめ、不良女子高生ばかり出てきたが、みんな現実に怒り、人情味もあった。先輩格のスケ番役で桃井かおりも出演。個人的には学園ドラマの傑作だと思っている。 このドラマの主題歌が夏木マリの『裸の青春』。私に指図はいらない、たった一度の青春を悔いのないようにと言われるが、何もせず終わるより、過ちを悔やむ人生を選ぶといった歌詞のメッセージは、今聴いても響く。 その夏木マリは、演劇活動も開始。強烈だったのは、先日亡くなった千葉真一出演の映画『里見八犬伝』だった。妖しい妖怪一党に狙われる姫(薬師丸ひろ子)を助けるために集結した八人の犬士(千葉、真田広之、志穂美悦子、京本政樹ら)の壮絶な戦いを描く伝奇物語で、夏木は百年の時を経て蘇った悪霊・玉梓を演じたのである。 ひらひらの襟がついたゴージャスなマントを引きずりながら、生首を並べた宮殿を歩き、舌なめずりをするように悪事を重ねる妖艶な玉梓。クライマックスでは、宙を舞い、姫を狙う。『南総里見八犬伝』はもともと江戸時代の滝沢馬琴作の大長編小説。玉梓は二百年余り人々を恐れさせた存在であり、この映画では千葉、真田はじめ、パワフルな俳優を向こうに回す大悪役である。 深作欣二監督のこだわりで怨霊メイクも凝りに凝って二時間以上かかり、あまりの迫力に薬師丸ひろ子は撮影以外で玉梓に近づくことはできなかったという。この映画は1984年の邦画配給収入一位。トップアイドル薬師丸の姫とともに、玉梓も多くの人の心に残ったのだった。 平成以降では、『奥さまは魔女』で、かわいい魔女(米倉涼子)のママ役も印象的。娘が普通の人間のダーリン(原田泰造)と結婚したことが気に入らず、ママは長いまつ毛をシバシバさせて「新郎はチンパンジー、仲人はゴリラ」などと悪口を言う。 大河ドラマ『義経』では、平家や源氏を操ろうと暗躍する後白河法皇のそばにいる丹後局。歴史上、珍しく政治にも口を出した女性として知られるお局様だ。そして、岸和田育ちの小原糸子が洋装店を開き、三人の娘をデザイナーに育て上げるまでを描いた朝ドラ『カーネーション』で晩年のヒロインに。映画『大コメ騒動』では、米の高騰に怒り騒動を起こす嫁のよき理解者である姑も演じている。 いつ出てきても最強。モネもまだまだサヤカを頼りにしそうだ。悪でも意地悪でもどこか可愛いのがミソ。次に何を演じてくれるか、期待させるベテランである。
2021.08.24 07:00
NEWSポストセブン
福山雅治登場、江口洋介は前後編 『古畑任三郎』第3シリーズ犯人名鑑
福山雅治登場、江口洋介は前後編 『古畑任三郎』第3シリーズ犯人名鑑
 ドラマ史に残る名作はたくさんある。中でも、4月に静かに亡くなった田村正和さん(享年77)の代表作『古畑任三郎』(フジテレビ系)は、多くの人に強い印象を残した名作ではないだろうか。 スペシャル版も含めて約12年にわたり人気を博したこのドラマの見どころの1つが、シリーズを重ねるごとにパワーアップする豪華な犯人たち。そこで今回は、第3シリーズのストーリーと犯人を一挙にご紹介しよう!!・第1話 「若旦那の犯罪」松本幸四郎(48才) 人気落語家(松本幸四郎)が兄弟子の二つ目のネタを盗み殺害。自殺に見せかけるが……。古畑に信頼を置かれる優秀な部下・西園寺(石井正則)が今泉と並んでレギュラーとなった1作目。・第2話 「その男、多忙につき(忙しすぎる殺人者)」真田広之(60才) メディアプランナー(真田広之)はクライアントの都議会議員を殺害しながら、アリバイ工作のために電話で秘書と打ち合わせを行う。副題は映画『その男、凶暴につき』のもじりといわれている。・第3話 「灰色の村(古畑、風邪をひく)」松村達雄(享年90) 映画『男はつらいよ』などに出演した名バイプレーヤーが登場。寒村で起きた、村長(松村達雄さん)をはじめとする村ぐるみの犯罪を描いた。ラストには当時田村さんが出演していたCMのキャッチコピーが使われる“粋”も。・第4話 「アリバイの死角(古畑、歯医者へ行く)」大地真央(65才) 古畑自身が、歯科医院の院長(大地真央)による殺人事件のアリバイに利用され、証人になってしまうという変化球の作品。宝塚出身の大地の男装シーンは現役時代を彷彿とさせた。・第5話 「古い友人に会う(再会)」津川雅彦(享年78) 古畑の同級生であり、小説家(津川雅彦さん)の殺人計画を食い止めた、シリーズ初の殺人未遂に終わった回。第1シーズン1話の中森明菜が飼っていた犬が再び登場する。・第6話 「絶対音感殺人事件」市村正親(72才) 絶対音感を持つ指揮者(市村正親)による、転落死に見せかけた愛人殺し。当時テレビドラマにあまり出演していなかった市村が出演することが話題に。・第7話 「哀しき完全犯罪」田中美佐子(61才) 大雑把な性格の女流棋士(田中美佐子)は、自分を口うるさく束縛する几帳面な夫を殺し、偽装工作する。だがその工作にも雑さが災いする。アリバイ崩しより、犯人への共感性が色濃く出た作品。・第8話 「完全すぎた殺人(頭でっかちの殺人)」福山雅治(52才) 車いす生活を送る化学者(福山雅治)は元恋人と婚約した親友を殺害。犯人の冷徹なキャラクターや緻密に計画された完全犯罪が、前話とは対照的に描かれていた回。当時30才ながら、福山の色気に引き込まれたファンも多い。・第9話 「雲の中の死(追いつめられて)」玉置浩二(62才) 飛行機内で、西洋美術研究家(玉置浩二)が誤って愛人を死なせてしまう。古畑は事件に参加せず、部下の西園寺が犯人を突き止めた希有な回であり、『間違われた男』に続くコメディー要素の強い回になった。・第10・11話 「最後の事件・前編 後編(最も危険なゲーム)」江口洋介(53才) シリーズ唯一の前後編。リーダー(江口洋介)率いるテログループによる「電車ジャック事件」。シリーズを締めくくるように、歴代の犯人の写真が作中で使われたり、過去回に登場した役者が再演するなど豪華な演出に。※女性セブン2021年6月24日号
2021.06.15 19:00
女性セブン
再放送できない名作ドラマ 事故や事件に発展した封印作品も
再放送できない名作ドラマ 事故や事件に発展した封印作品も
 新型コロナウイルスの感染拡大のため、ドラマの撮影が中止・延期となり、テレビ各局は過去の名作を再放送し、好評を博した。しかし、内容が今の時代に合わなかったり、過激な表現があったりなどして、再放送ができない人気作も少なくない。たとえば、凄惨ないじめが描かれた安達祐実(38)主演の『家なき子』(日本テレビ系/1994年)や、女子高生(桜井幸子)と教師(真田広之)の禁断の愛を描く『高校教師』(TBS系/1993年)などがそれにあたる。◆よからぬ影響で事件に発展 一方で、内容も描写も問題なくても、再放送不可のドラマがある。たとえば『1リットルの涙』(フジテレビ系/2005年)。同作で数々の賞を受賞した主演の沢尻エリカ(34才)が、昨年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕された。その後、有罪判決を受けたことで、再放送が厳しくなっている。「実話に基づき、難病と闘う少女と家族の絆を描いていて、時が経っても色あせない内容だけに、封印されてしまうのは非常に残念です。沢尻さんが出演していることで、山田孝之さん(36才)が主演の『タイヨウのうた』(TBS系/2006年)も再放送できません」(メディア文化評論家の碓井広義さん) 松嶋菜々子(46才)主演の『やまとなでしこ』(フジテレビ系/2000年)は、最高視聴率34.2%を記録し、「ラブコメディーの金字塔」と評価されている。松嶋は、富裕な男性との出会いを夢見るキャビンアテンダントを好演。人気女優としての地位を確立した出世作だが、共演者の押尾学(42才)が2009年に麻薬取締法違反で逮捕されたことで、再び日の目を見ることはなさそうだ。「押尾さんは主演ではないものの、物語に欠かせない主要キャストです。そのため、再編集でどうにかできるというポジションではありません。押尾さんが重要な役を演じる江角マキコさん(53才)主演の『ラブレボリューション』(フジテレビ系/2001年)も、同様です」(碓井さん) さらには、現実の事件や事故が過去の人気作品を闇に葬ることもある。『ギフト』(フジテレビ系/1997年)は、木村拓哉(47才)が記憶障害を持つ男を演じたサスペンスドラマ。前年に『ロングバケーション』(フジテレビ系/1996年)に主演していた木村が新境地に挑んだ作品で、木村をサポートする犯罪マニア役を忌野清志郎さん(享年58)が演じ、緒形拳さん(享年71)や桃井かおり(69才)がゲスト出演するなど豪華キャストも話題を呼んでいた。「放送の翌年に、栃木県で男子中学生がバタフライナイフで女性教諭を刺殺する事件が起こったのですが、その少年が『ギフト』に影響を受けたと供述しました。青少年に悪影響を及ぼすとして、再放送できなくなってしまいました」(碓井さん) 草なぎ剛(45才)が主演し「おれの胃袋は宇宙だ!」というせりふが印象的な『フードファイト』(日本テレビ系/2000年)は、文字通り、大食いや早食いを競技とするフードファイトをテーマにしたドラマ。ストーリーもさることながら、料理がどれもおいしそうで、元祖“飯テロ”ドラマとも評されている。スペシャル版が作られるほど人気だったが、放送から2年後に給食の早食い競争をした中学生が死亡する事故が起きたため、早食い番組と並んで封印されることになった。 高視聴率を残した名作ドラマでも、さまざまな理由で二度と放送されない――。見られないとなると、余計に見たくなってしまう。※女性セブン2020年7月9日号
2020.06.27 16:00
女性セブン
家なき子、聖者の行進、金田一少年 再放送できぬ人気ドラマ
家なき子、聖者の行進、金田一少年 再放送できぬ人気ドラマ
 新型コロナウイルスの影響でストップしていた撮影が再開され、延期となっていた新ドラマの放送が徐々に始まっている。その間、テレビ各局は苦肉の策で過去の名作を再放送していたが、これが予想を超えるスマッシュヒット。『愛していると言ってくれ』(TBS系/1995年)や『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系/2016年)など、高視聴率をマークするドラマが相次いだ。 しかし、待ち望む声が高まっても封印が解かれない名作もある。「同情するなら金をくれ!」 当時12才の安達祐実(38才)が、鋭いまなざしで叫ぶこのせりふが『日本新語・流行語大賞』にもなった『家なき子』(日本テレビ系/1994年)は、主題歌『空と君のあいだに』(中島みゆき・68才)とともに大ヒットした。当時、最高視聴率37.2%を記録したが、一度も再放送されていない。「貧しい家庭に生まれて家庭内暴力や学校でのいじめを受けながらも、強く生きる少女の物語です。涙した人も多かった感動作なのですが、少女役の安達さんがいじめを受ける描写が、現在では過激すぎると判断されています。貧困家庭への差別意識も助長しかねないとの懸念もあり、再放送が実現しないとされています。あれだけ話題になったのに、DVDも販売されていません」(ドラマ評論家の田幸和歌子さん) 知的障害者が働く工場を舞台にした『聖者の行進』(TBS系/1998年)も、過激な描写が原因で再放送されていない。「知的障害者の役を演じた、主演のいしだ壱成さん(45才)の迫真の演技が話題になりました。ですが、暴力や性的暴行などのシーンも多く、リアルタイム放送時からスポンサーが難色を示すという事態に発展していたほどです。当然ながら、現在放送するのは難しい」(コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さん)『家なき子』も『聖者の行進』も、いじめや自殺などの社会問題を積極的に取り上げてきた野島伸司氏の脚本作品。野島作品には、いしだのほか浜崎あゆみ(41才)や香取慎吾(43才)が出演し、少年犯罪を描いた『未成年』(TBS系/1995年)や、KinKi Kidsの堂本剛(41才)が中学でのいじめを苦に自殺、父親役の赤井英和(60才)の復讐心や親子の絆を描いた『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』(TBS系/1994年)などもあるが、いずれも生々しく過激な描写が理由で、再放送は困難とされている。 堂本剛主演作品では、人気漫画が原作で「ジッチャンの名にかけて」難事件解決に挑む『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系/1995年)の再放送を望む声も多い。「殺人シーンのリアルな演出がとても怖くて、当時はドキドキしながら見ていました。ただ、そのリアルさがいまの時代のコンプライアンスに合っていないと判断されてしまう」(田幸さん) 社会派やサスペンスだけでなく、恋愛ドラマの中にも、時代が“邪魔”する名作はある。 教師役の真田広之(59才)が女子高生役の桜井幸子(46才)と恋に落ちる、禁断の関係を描いた『高校教師』(TBS系/1993年)は、最終回で視聴率33%を記録。電車内で寄り添い、互いの小指を赤い糸でつなぎながら絶命したともとれるエンディングは、いまなお語り継がれる名シーンだ。だが女子生徒が放課後の視聴覚室でレイプされるシーンや近親相関の内容が含まれており、NG扱いされているという。 時代が進めば社会状況が変わるだけでなく、演者も年を重ねていく。いまをときめく人気俳優の駆け出し時代が見られるのも、再放送がウケている要因の1つ。現在再放送中の『ごくせん』(日本テレビ系/2002年)では、あどけなさが残る松本潤(36才)や松山ケンイチ(35才)が画面に映るたびに、SNSは大盛り上がりだ。 そのためか、二宮和也(37才)、山下智久(35才)、小栗旬(37才)、成宮寛貴(37才)という錚々たるメンバーが顔を揃えた、17年前の『Stand Up!!』(TBS系/2003年)の再放送を望む声も多い。だが、その期待には応えられていない。「童貞卒業を目指す4人組、“童貞ボーイズ”がひたすらかわいくまぶしい物語でしたが、内容的には下ネタのオンパレード(笑い)。この時代の再放送は難しいのではないでしょうか」(田幸さん)※女性セブン2020年7月9日号
2020.06.25 07:00
女性セブン
渡辺謙は会見で自らを「スキだらけ」とかたった(時事通信フォト)
渡辺謙、川崎麻世、矢口真里… 芸能界不倫騒動15を振り返り
 東出昌大の不倫騒動が波紋を広げているが、芸能人の不倫は長年にわたって週刊誌やワイドショーを賑わせ続けてきた。ここでは、そんな不倫騒動の数々を、振り返ってみる。(順不同)◆妻が離婚の意思を女性誌で決意の告白!(1998年):松方弘樹×仁科亜季子 それぞれ会見を開き、松方は「亜季子が最高の伴侶」と語るも、その後離婚。不倫相手だった元女優は離婚後も松方を支え、最期を看取った。◆鬼嫁が見つめる異例の「妻同伴」会見(1993年):川崎麻世×カイヤ×斉藤由貴 斉藤由貴との不倫報道を釈明する川崎と、鬼の形相で見つめるカイヤ。それぞれ恐妻家、鬼嫁というイメージがついた。2018年から離婚をめぐる裁判が続いている。◆「いまでも愛してる」会見で復縁も再離婚(1985年):山城新伍×花園ひろみ 1985年にOLとの愛人関係が報じられ、別居後離婚したが、山城が会見で「いまでも愛している」と復縁を迫り、1991年に再婚。1999年に再離婚した。◆魔性の女が言い放った「奧さんがいたらだめですか」(1995年):真田広之×手塚理美×葉月里緒奈 不倫報道後、葉月が雑誌で「奧さんがいたら、いけないんですか?」と発言して報道が過熱。真田との関係を解消した1998年に葉月はヘアヌードに。1997年に離婚。◆“鬼嫁に頭が上がらない”キャラの元祖(1982年):峰竜太×海老名美どり 浮気相手のロマンポルノ女優・朝比奈順子との三者会談を済ませた後に夫婦で会見を開き、「もう二度と浮気はしません」と平謝りした。婚姻継続中。◆最期まで揺るがなかったキンキン愛(2007年):愛川欽也×うつみ宮土理 2007年に44歳年下女優との不倫が報じられた。度重なる愛川の女性問題にもうつみは寛容で、「キンキンかっこいい!」と常におしどり夫婦ぶりをアピールした。2015年に死別。◆「不倫は文化」発言で離婚後、恋人とも破局(1996年):石田純一×松原千明 モデル・長谷川理恵との関係が報じられ、「不倫は文化」発言が主婦層を中心に反感を買って石田の仕事が激減。長谷川とは9年の交際を経て破局した。1999年に離婚。◆自著で“暴露”もおしどり夫婦を貫いた(1985年):長門裕之×南田洋子 1985年の自著『洋子へ』で女性遍歴が実名で暴露され、会見で「出版社が捏造した。買わないで」と訴えた。認知症になった南田の介護はその罪滅ぼしだったか。◆妻の闘病中に不倫で娘と絶縁!?(2017年):渡辺謙×南果歩 東出の義父にあたる渡辺は妻のがん闘病中に21歳下のジュエリーデザイナーと不倫し、会見で自身を「スキだらけ」と反省。娘の杏から絶縁されたとも報じられた。2018年に離婚。◆浮気夫の懸命な涙も妻には届かなかった(2004年):大鶴義丹×マルシア 2003年に妻の留守中に女性を自宅に招き入れ、帰宅したマルシアと鉢合わせ。大鶴は「マーちゃんごめんね!」と会見で涙ながらに謝罪するも、離婚(2004年)を回避できなかった。◆“クローゼット不倫”後も愛を貫いた(2013年):中村昌也×矢口真里 自宅で浮気相手との逢瀬の最中に夫が帰宅して不倫騒動となり、矢口は全てのレギュラー番組を降板。同年に離婚し、その後2018年に浮気相手だった男性と再婚した。◆神対応で妻を守った「路線バスの男」(2017年):太川陽介×藤吉久美子 藤吉の不倫報道で太川が会見し、「かみさんだもん、僕は信じる」と神対応。数時間後に藤吉も会見し「彼に守ってもらわないと生きていけない」と号泣した。婚姻継続中。◆人間国宝の妻は“下半身スクープ”にも動じなかった(2002年):中村鴈治郎(現・坂田藤十郎)×扇千景 ホテルで舞妓に下半身を露出する写真を写真週刊誌に撮られたが、坂田は「私が元気だってことを証明してくださって」と余裕。扇も「まったく問題じゃない」と平然としていた。婚姻継続中。◆夫の不徳を許して示した“梨園妻”の覚悟(2016年):中村橋之助(現・芝翫)×三田寛子 芝翫襲名を目前に京都の芸妓との密会が報じられ、橋之助は「私の不徳」と頭を下げた。三田も「家族5人で頑張ります」と答えて乗り切った。婚姻継続中。◆飲酒運転で浮上した不倫疑惑でも平謝り(2006年):中村獅童×竹内結子 酒気帯び運転と信号無視で検挙された際に女優の同乗が発覚。会見では「友人の女性」と説明したが、2年後に竹内と離婚。中村は2015年、竹内は2019年に再婚した。※週刊ポスト2020年2月14日号
2020.02.06 07:00
週刊ポスト
高田文夫氏 一月の楽しみは還暦年男が演じる“浪花の寅さん”
高田文夫氏 一月の楽しみは還暦年男が演じる“浪花の寅さん”
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、年男を迎える高田氏が同い年とねずみ年仲間について、高田氏より一回り下のねずみ年男、桂雀々が『贋作 男はつらいよ』に主演に至る顛末についてお送りする。 * * * あけましておめでとう。あけすぎたのかもしれません。ネズミ年、そう私は今年6月で72歳。同じネズミでもひとまわり下(60になる)の桂雀々とたった二人で“チューチューマウス会”というのをやっている。12月になると私のラジオのゲストに雀々が来て、暮れの「桂雀々独演会」(国立演芸場)には私がゲストで出演し二人で爆笑トーク。何故か気があう二人。会の主旨は「ただ人前でイチャイチャするだけ」というもので、すでに半蔵門近辺では年の瀬の風物詩にもなっている。 毎年毎年二人だけじゃ少し寂しいので、来年は誰かをマウス会に入れて国立でイチャイチャしようと私が提言。元祖“おっさんずラブ”である。高座の上で二人で考えた。誰がいいか。私が「1948年生まれは凄いぞ。沢田研二、井上陽水、五木ひろし、泉谷しげる、谷村新司。歌手じゃなかったら舛添要一か鈴木宗男だな」に爆笑。 雀々少し青ざめて「ちょっ、ちょっと呼べへんわ。私の年代も仰山おりまっせ、たしか真田広之、佐藤浩市」と胸を張るから言ってやった。「60歳になるのはダニエル・カールにエスパー伊東」「それオチやん!」だと。同じ干支の人を探すのも面白い。ちなみに呼べばすぐに来そうな落語家だったら、私と同じ1948年生まれにヨネスケ(桂米助)、月亭八方、桂文珍がいる。 その雀々だが、ちょっと会わないなと思っていたら大変な仕事をしていた。映画の『男はつらいよ50 お帰り寅さん』は暮れに公開され話題だが、なんと山田洋次監督はそれを作りながら、数年前より“浪花の寅さん”を考えていたとか。雀々の名著『必死のパッチ』を読み、この人だとひらめいたとか。雀々は小さい時に親にすてられ一人で暮らしていたのだ。フーテンの寅よりも悲しい生い立ちなのだ。 1月5日の夜10時から全4回で、NHKのBSプレミアムで放送するというからおどろきだ。妹のさくらは常盤貴子、マドンナは松下奈緒、田畑智子と本格的。これは楽しみ。正月一番の番組かも。題して『贋作 男はつらいよ』。 正月のテレビがこれなら映画はこれ。『ヤクザと憲法』『人生フルーツ』と衝撃的なドキュメンタリーを創りつづける東海テレビによる劇場版第12弾。今テレビの現場はどうなっているのかから、カメラを局内にむけた恐ろしい作品『さよならテレビ』。私も長いことテレビでメシを喰わせてもらってきたのでドキドキの一本。東京では“ポレポレ東中野”のみでロードショー。■イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2020年1月17・24日号
2020.01.05 16:00
週刊ポスト
母・聖子と同じ道を…
離婚の神田沙也加、確執あった母・聖子と生き様が似てきた
 女優・神田沙也加(33才)が、2017年に結婚した俳優・村田充(42才)と離婚したことを発表した。正式な離婚のタイミングは不明だが、今年の10月頃には2人は別居、神田はジャニーズJr.内ユニット「MADE」のメンバー・秋山大河(27才)と交際中だという。2人が初めて顔を合わせたのは、今年7月に共演した舞台『SHOW BOY』。名古屋の出張公演の期間中に二人は距離を縮めていったという。過去を振り返ると、沙也加は共演者と交際に発展するケースが少なくなかった。 初ロマンスは2004年の17才で、相手はドラマで共演した石垣佑磨(37才)。その翌年には、楽曲の共作で知り合ったギタリストの北野正人(45才)と、さらに2009年には舞台『レ・ミゼラブル』で恋人役として共演した山崎育三郎(33才)との熱愛が報じられた。 2011年にはミュージカル『ファンタスティックス』でキスシーンもある恋人役で共演した田代万里生(35才)、沙也加とユニット「トラストリック」を組んだギタリストのBilly(39才)が続き、結婚した村田とは舞台『ダンガンロンパ』で共演している。 こうした恋多き女性の姿は、沙也加の母・松田聖子(57才)とも重なる。 聖子は郷ひろみ(64才)と破局後の1985年、映画『カリブ・愛のシンフォニー』で共演した神田正輝(68才)と結婚して、翌年に24才で沙也加を出産した。「聖子さんは結婚後もドラマで共演した真田広之さん(59才)や宅麻伸さん(63才)などとのデートが発覚。1998年には主治医だった歯科医と“ビビビ再婚”をしました。その後、プロデュースとツアーを手がけたミュージシャン・原田真二さん(61才)とのダブル不倫疑惑が報じられた後、歯科医と離婚し、2012年に別の歯科医男性と再々婚。共演者や身近な人と恋に落ちる体質に遺伝があるとは思いませんが…」(芸能記者)◆聖子と同じ道を歩んでいる 聖子と沙也加はひとつの服を共有するほど仲がよく、一卵性親子といわれたこともあったが、その半面、娘は母の奔放さに悩まされ続けた。「聖子さんが神田さんと離婚した後、沙也加ちゃんは世田谷区内の私立小学校から千葉県内の学校に転校し、再婚時にはロスの日本人学校で過ごしました。聖子さんの2度目の離婚に伴って帰国後にも、母親の仕事と恋愛の関係で生活が落ち着かず、学校を転々とした。多感な時期に聖子さんに振り回されましたからね」(聖子の知人) 2015年に沙也加が出版した初の自著『Dollygirl』(宝島社)では、恋と仕事に邁進する母親に翻弄され、4度の転校を繰り返した中学時代に壮絶ないじめにあったという過去を明かした。 その本では父・神田とのツーショットをはじめ数々のプライベートフォトを披露したが、母・聖子の写真は1枚も掲載されなかった。「聖子さんが沙也加ちゃんの仕事や恋愛に口を出し、2人に溝ができていったんです。18才だった沙也加ちゃんが12才年上の北野さんと交際した際、猛反対する聖子さんに沙也加ちゃんが『ママは好き勝手やっているのに、なんで私はダメなの?』と激しく反発しました。お互いにモノを投げ合ってガラスが割れ、近所の人の通報で警察が駆け付けたほどです。 その後、2008年に聖子さんが当時恋人だった男性を専属マネジャーにして、自宅に迎え入れて同居を始めると沙也加ちゃんは居場所をなくし、自宅を飛び出したこともありました」(前出・聖子の知人) 村田との結婚発表後も、沙也加はインスタグラムに神田と村田とのスリーショットをアップしたが、聖子はコメントすら発表せず、結婚式にも出席しなかったことから、「母娘の断絶」がクローズアップされた。しかし、最近になって母娘関係が“復縁”したという声もある。「聖子さんは、“沙也加さんの成人後はプライベートに干渉せず、マスコミにコメントを出すこともしない”との信念を貫いているだけで、断絶なんてありません。ただし沙也加ちゃんにとって聖子さんは愛憎半ばする存在であることは間違いない。そんな母と同じような道を歩むことになるとは、複雑な気持ちでいることでしょう」(聖子と沙也加を知る関係者)※女性セブン2019年12月19日号
2019.12.06 07:00
女性セブン
舞台『里見八犬伝』は個性的な俳優が勢揃い(公式HPより)
タッキー、真田広之も 俳優育てる名作『里見八犬伝』
 映画、ドラマ、舞台で繰り返し上演される時代劇は多いが、その1つが『里見八犬伝』だ。この『里見八犬伝』、これまで多くの有名俳優を輩出してきた。その最新作の魅力と、過去の意外な出演者についてコラムニストで時代劇研究家のペリー荻野さんが解説する。 * * * 明治座で東京凱旋公演中の舞台『里見八犬伝』(12月8日まで)。「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」八つの不思議な光る玉を持つ八犬士が、この世を闇で支配しようとする悪霊集団と熾烈な戦いを繰り広げるというスペクタクルな物語。原作は約200年前に滝沢馬琴が執筆した長編小説『南総里見八犬伝』だ。 なんと江戸時代、馬琴先生が執筆している最中にすでに歌舞伎になったという人気シリーズ。これまでも数多くの映画、ドラマ、舞台作品になってきた。今回の作品では、主役の犬塚信乃を佐野勇人、仲間となる八犬士が犬川荘助(松田凌)、犬田小文吾(岐洲匠)、犬江親兵衛(神尾楓珠)、犬坂毛野(塩野瑛久)、犬村大角(上田堪大)、犬飼現八(結木滉星)、犬山道節(財木琢磨)という顔ぶれ。原作者もワンコ名前八人考えるだけでも大変だったに違いない。 ペリーは70年代にNHKで放送された人形劇『新八犬伝』でこのストーリーを知ったが、こども心に「毛野って…」と名前だけですっかりケノファンになってしまった。ちなみに毛野は、美貌の女芸人なので女装して登場。塩野も魅惑のメイクで現れる。毛野だけじゃない。レッドやブルーと明確な色分けはしていないものの、八人は「仁」「義」と持つ玉の意味に合わせて個性がはっきりしている。また、敵は全員悪霊とはいえ、頂点に女親玉の玉梓(白羽ゆり)がいて、その下に武将幹部ふたり、そして戦闘員と組織ができている。世界を守るために若者が悪の組織に立ち向かうというこの展開。これはまさに200年前に生まれた戦隊ヒーローだ。 八犬士は、とにかく出てくるたびに大立ち回りの連続。岩山や洞窟など起伏が激しい舞台装置の上り下りだけでも大変だが、加えて武器も刀やら槍やら、棒、斧を持つ者もいたりしての大暴れである。聞けば、殺陣は初めての佐野勇人は稽古を半年以上続けたという。佐野勇人といえば、映画『ちはやふる-結び-』や『小さな恋のうた』、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』など学園と女子がらみの作品の印象が強いが、信乃はまるで別人だ。 1983年の映画『里見八犬伝』では、八犬士親兵衛(真田広之)とヒロインの姫(薬師丸ひろ子)のラブストーリーとおどろおどろしい悪霊(恐るべき夏木マリ)にすっかり目を奪われそうになったが、犬塚信乃はこの後に必殺シリーズでブイブイ言わせることになる京本政樹が演じていた。2006年のドラマ『里見八犬伝』の信乃は、前の年に大河ドラマ『義経』に主演したばかりの滝沢秀明だった。かつては新人時代にドラマや映画で時代劇を経験し、キャリアを積んで大御所になるケースも多かったが、近年、舞台で初時代劇という出演者も増えている。なお初演より演出は1983年映画版の深作欣二監督の息子・深作健太。舞台では父と息子の葛藤も描かれ、作品との縁の深さを感じる。今回の八人は、かなりのチャンバラ好きになったと見た。『南総里見八犬伝』はさまざまに形を変えつつ、令和の今も俳優を育てている。名前は馬だけどワンコヒーローを考えてくれた馬琴先生に感謝!
2019.12.04 07:00
NEWSポストセブン
ダンディーな色気が増す中井貴一
中井貴一が40年近く活躍できる理由を中井貴一研究家が分析
 硬軟織り交ぜた演技で、俳優として40年近く第一線で活躍を続ける中井貴一(57才)。新作主演映画『記憶にございません!』も公開前から話題だ。その中井について長年研究を続けるコラムニストのペリー荻野さんが、彼の魅力について綴る。 * * * みなさん、こんにちは。「中井貴一研究所」所長のペリーです。 思えば私はこれまで「若林豪二枚目保存会」「生でんでんを観る会」(でんでん出演の舞台を見に行く)など、勝手な会を作って地下活動(なんで地下?)を続けてきましたが、時代劇以外で、一番長く続けているのが、中井貴一研究といえます。 なぜ、中井貴一が気になるのか? それは目の前に現れるたびに、違う貴一がそこにいるからです。古くは1982年、初時代劇『立花登青春手控え』で罪人を診察する若き医師、『ふぞろいの林檎たち』で大学生を演じて、悩み多き若者の代表のような存在感を示した貴一。 シリアス系の演技派…かと思ったら、ある日突然、CMでカッパとタヌキとともにお陽気に出てきた。あれれ?と思ったら、映画『マークスの山』では、連続殺人事件を追う刑事になってしましまの翳がさした暗い顔を見せる。その振れ幅のすごさに目が離せなくなったのです。 以来、出演作をチェックし続けた私は、この世には「A貴一」と「O貴一」が存在するのだと気づき、折に触れその違いについて書いてきました。「A貴一」のAは、アクション。シリアスでタフな貴一です。柔術で悪人を投げ飛ばす立花登はじめ、真田広之と死闘を繰り広げた映画『亡国のイージス』、大河ドラマ『平清盛』で、海賊と戦うために海に飛び込み、弓矢をはねのけつつ、敵の船に飛び移って斬るわ、飛ぶわした清盛(松山ケンイチ)の育ての父・忠盛マッチョ貴一も忘れられません。 一方、「O貴一」はおろおろのO。代表作ドラマ『最後から二番目の恋』では妻を亡くした45歳の生真面目おじさん役で、娘にエッチな本(?)を見つけられたり、やり手女性(小泉今日子)にやり込められておろおろの連続。例のカッパとタヌキのCMでも、最近、広瀬すずと彼女が連れた新バージョンのカッパとタヌキを見つけておろおろ度がアップしてます。 そんな彼の新作映画といえば『記憶にございません!』三谷幸喜脚本・監督と聞けば、こりゃどう考えてもOバージョン…。しかし、そう簡単にいかないのが、この映画のみどころともいえます。なにしろ、中井貴一が演じる総理大臣・黒田啓介の態度が悪い! 国民の声に耳を貸さず、国会で追い詰められると「だから、うるせいなあ、もう! 記憶にねえんだ。記憶にございませーん」と憎々し気に答弁するのです。出たな、ブラックA貴一。しかし、怒った国民が投げた石が当たって卒倒。記憶を失くした黒田は、O貴一に変身。 夜のニュースで自分の支持率が「前代未聞の2.3%」と知ると(ちなみにニュースキャスターは女優初挑戦の有働由美子)「なんでそんなに人気がないんでしょうか」とおどおどと聞いたりする。あまりの変貌ぶりに周囲は困惑、大騒動が巻き起こります。 この姿を観て、私は思ったのです。三谷監督は「この俳優のこういう姿が観たい」というところから物語を発想、構築していく方。ということは、三谷さんもやっぱり、AとO両方の中井貴一を観たかったに違いない!! ですよね? 研究者としては三谷監督に「ありがとう」と言いたい。言われても困ると思われそうですが、ここで言わせていただきました。そんなわけで、私の研究はまだまだ続きます。
2019.09.11 07:00
NEWSポストセブン
義弟と共演NG!?
小栗旬、ハリウッド成功の鍵は英語力 家庭内では英語で会話
『ゴジラVSコング(仮)』(2020年公開予定)でのハリウッドデビューを目前に控えた小栗旬(36才)が、この8月に妻の山田優(35才)と2人の子供を連れてアメリカ・ロサンゼルスに渡った。これは、本格的なハリウッド進出を見据えての決断だという。  しかし、ハリウッドでの成功は簡単ではない。ハードルを上げているのが、言葉の壁だ。「ハリウッドで成功した日本人俳優というと、渡辺謙さん(59才)や真田広之さん(58才)が思い浮かびますが、彼らでさえネイティブからは“聞き取りにくい”との声が上がっています。英語力が低く、ハリウッド進出が失敗に終わった“先人”も少なくありません」(映画評論家) その難しさをいちばんわかっていたのは、小栗の所属事務所だったという。「実は小栗さんの元には、数年前からハリウッドからのオファーが届いていたんです。ですが、事務所が躊躇した部分があったようです。理由は『中途半端な英語力での海外進出は、必ず失敗する』というものでした。さらに『今、リスクを負う必要はない』と猛反対する声もあったと聞きます。ただ、小栗さんはそこで諦めなかった。忙しい合間を縫って英語のレッスンを続け、明らかに英語力を向上させて事務所を動かしたのです」(スポーツ紙記者) 昨年8月、小栗は事務所のバックアップを得てアメリカに語学留学している。「1か月半の滞在だったのですが、アメリカの名門大学のスペシャルチームが小栗さんの英語レッスンをサポートしました。このチームに声をかけたのは、事務所社長のお嬢さん。彼女は現地在住で、向こうで仕事をしています。小栗さんはこの滞在中に、正式に『ゴジラVSコング(仮)』のオファーを受けました」(小栗の知人) 帰国後も、ようやく手にしたハリウッド映画出演のチャンスを最大限に生かすため、小栗は英語のレッスンに力を注いだ。1日3時間、スカイプによる英会話レッスンを受けていたという。 妻・山田も小栗の挑戦を全面的に支えている。「小栗さんはこれから1年ほどのアメリカ滞在中、映画の舞台挨拶などで帰国する予定もあるようですが、奥さまやお子さんも同じように日米を行き来するそうです。まだ小さいお子さんたちも、日本のインターナショナルスクールで語学力を磨いてきました。家庭内でも英語で会話をするなど、小栗さんのためになることはなんでもしようと考えているようです」(前出・小栗の知人) 満を持してのハリウッド進出。猛反対を努力で覆し、小栗は勝算のあるステージに立っている。渡辺は米アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたことはあるが、オスカー像は掲げられなかった。 主演男優賞・助演男優賞に日本人俳優が輝いたことはまだない。その歴史に最初に名を刻む日本人アクターの有力候補に小栗がいることは間違いないだろう。※女性セブン2019年9月19日号
2019.09.10 16:00
女性セブン
アメリカ進出の小栗旬 成功のカギは日本人らしさよりも個性
アメリカ進出の小栗旬 成功のカギは日本人らしさよりも個性
 俳優の小栗旬(36)が、本格的なハリウッド進出を目指して、妻である山田優(35)と2人の子供とともに、生活の拠点をアメリカに移していたことが明らかになった。 以前からハリウッド進出の夢を抱いていたという小栗。ここ最近は、来年公開予定の映画『ゴジラvsコング(原題Godzilla vs. Kong、邦題未定)』の撮影のために何度か渡米していたというが、ついに本格進出を目指して移住を決断したとのことだ。 世界を舞台に羽ばたこうとする小栗に対し、ネット上では、「夢を現実にするために挑戦する。すばらしいことですね」「まだまだ世界で活躍している日本人俳優は少ない。ここで一つ風穴を開けてくれると良い」 など、応援や期待の声がある一方で、「ネイティブ並みに英語が話せないとハリウッドは厳しいと思う」「日本人は何回かはハリウッドで有名にはなるんだけど長くは続かないんだよね」 と、成功しないのではないかと、悲観的な意見も多かった。 日本の芸能界からハリウッド進出を果たした俳優といえば、渡辺謙(59)や真田広之(58)が成功例と言えるだろう。渡辺はハリウッド映画やブロードウェイのミュージカル『王様と私』に出演、真田もハリウッド映画やアメリカ制作のテレビドラマなどに出演している。2人のアメリカでの活躍について、エンタメ業界に詳しいフリーライターの大塚ナギサ氏はこう説明する。「継続して多くの作品に出演しているという点では、渡辺さんも真田さんも間違いなく成功例といえます。ただ、2人が演じている役については、“日本人役”が多い。つまり、日本人が登場する作品でないとなかなか出演機会が訪れないということです。日本人役が多い理由としては、やはり英語力の問題もあるかもしれないし、演技のテイストに“日本人らしさ”みたいなものが強く出ているのかもしれない。あるいは、ハリウッドの制作サイドが、あまりにも“日本人らしさ”を求めすぎているという側面もあるでしょう。そういった点で、出演作が限られているという現実はあると思います」 昨今のハリウッド作品では、社会における多様性を反映するべく、いろいろな人種の俳優を起用するケースが増えている。当然、アジア系の俳優が出演する機会も増えており、日本人俳優にとってのチャンスも増えているはずだが…。「多様な人種の役柄が増えているのが間違いないのですが、それを演じる俳優についてはやはりネイティブに近い英語力が求められますね。“日本人”としてではなく、“アジア系アメリカ人”としての演技が必要となるわけです。さらにいえば、俳優は日本人だったとしても、役どころは中国系であったり韓国系であったりすることもあります。さまざまな文化的背景などもある程度理解する必要がある。アジア系俳優としてのチャンスは増えていますが、単純に“日本人俳優”としてのチャンスが増えているわけではないということですね。むしろ、それに日本人の役を担う俳優は渡辺さんや真田さん、さらには浅野忠信さん(45)など、すでに何人かいて、そこに小栗さんが割って入るのはそう簡単なことではない。小栗さんがハリウッドで成功するために超えるべきハードルは決して低いものではないと思いますね」(大塚氏) また、アメリカで成功するために絶対に避けて通れないのがオーディション。日本ではスター俳優である小栗も、ハリウッドではオーディションを勝ち抜いて仕事を獲得しなければならないことも多いだろう。映画関係者はこう話す。「海外では無名に近い小栗なので、最初のうちはやはりオーディションに参加して、地道に役を勝ち取っていく必要はあるでしょう。そこで、いかにして自分の演技力やキャラクターを見せられるかが最重要。たとえば、真田であればアクションという武器を持っているし、渡辺にしても時代劇での経験を『ラストサムライ』で発揮したことが大きかった。そういった形で小栗がどんな“武器”をアメリカで見せるのかが成功のカギとなるでしょうね。そして、これまで日本で恋愛モノから時代劇、アクションなど幅広い作品に出演している小栗ですが、“小栗旬といえばこれ”というわかりやすい特徴がないのも事実。そういったなかで、自分をどうアピールするのかは気になるところです」 オールマイティーな俳優であるがゆえに、ハリウッド進出における戦略が難しそうな小栗。アメリカで成功するまでの道のりは、それなりに険しいものとなるかもしれない。
2019.09.03 16:00
NEWSポストセブン
堤真一が「絶対に共演したくない」という俳優とは…?(撮影/小彼英一)
佐藤浩市&堤真一、所&内村 不仲ではない共演NGの理由
「絶対共演したくない」──。堤真一(54才)の一言に、微妙な空気が流れた。6月12日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)の一場面だ。堤が名指ししたのは、佐藤浩市(58才)だった。「ドラマやバラエティーのブッキングのためにNGリストは日々更新しているのですが、この発言には驚きました」と言うのはテレビ局のベテラン社員。「確か2~3年前にもネタのように話していたことはありましたが、調べてみるとその後も2人には共演歴がないまま。不仲やキャラかぶり、過去の恋愛沙汰など、共演NGにはさまざまなケースがありますが、このようなケースはレアですね」(テレビ局のベテラン社員) 堤と佐藤の歴史は長い。堤が真田広之(58才)の付き人をしていた30年以上前にさかのぼる。「真田さんと佐藤さんが映画『犬死にせしもの』(1986年)で共演した際、堤さんはどっちの付き人をしていたかわからないほど、佐藤さんにも“かわいがって”もらったそう。駆け出し時代にお世話になりすぎた上に、俳優としての憧れも強すぎて、“浩市さんの前で演技なんて無理”“共演なんて絶対にできない”ということだそうです」(映画関係者) 番組で堤はこんなエピソードも明かした。椎名桔平(54才)と飲んでいた際に、椎名が佐藤を呼び出した時のこと。 佐藤が飲み会に合流すると、それまで泥酔していた堤だったが、佐藤が到着するやいなや緊張のあまり直立不動になり、酔いは一気に醒めたという。「冗談のように聞こえますが、堤さんと佐藤さんは本当に“共演NG”なんです。舞台も映画もドラマも一切一緒に仕事はしていません。大物俳優2人の共演は見たいのですが…」(前出・映画関係者) 大物同士の“共演NG”といえば、内村光良(54才)と所ジョージ(64才)も極端に共演が少ない組み合わせ。「直近で2人が共演したのは、3年前の所さん司会の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)です。内村さんが監督を務めた映画『金メダル男』の番宣で出演したのですが、これが実に20年ぶりの共演でした。 内村さんが“20年ぶりの共演ですごい汗かいているんです”と話しかけると、所さんは“お互いに司会やっているからね”と応じていました」(テレビ局関係者) 互いに冠番組を多数持っている立ち位置。不仲というよりも、テレビ局の都合によるところが大きい。「現在、所さんがMCを務める『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)と内村さんの『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が視聴率で対決しています。2人とも“日曜夜8時”という激戦区で鎬を削るライバル番組の“顔”。他局だとしても、オファーを出しづらい現状があります。今後もよほどのことでなければ共演は難しい」(前出・テレビ局関係者) 大物ゆえの宿命といったところか。※女性セブン2019年7月4日号
2019.06.24 07:00
女性セブン

トピックス

公務に邁進されている(6月、東京・港区)
佳子さま「公務に積極的」になられた背景に「皇籍離脱」「結婚」か
女性セブン
亜希
亜希 陰から見守る元夫・清原和博と息子達との「父子鷹」
NEWSポストセブン
披露宴での志摩ノ海と元関脇・逆鉾の長女・清香さん(時事通信フォト)
故・逆鉾の長女が結婚で後継者確定も名門・井筒部屋再興への“高いハードル”
週刊ポスト
SNSでの発信力も大きい新庄ビッグボス(時事通信フォト)
新庄ビッグボスのインスタ投稿が波紋 「ファンとそれ以外の分断を煽る」の指摘も
NEWSポストセブン
クルマ、ギター、アート、スケートボードにもこだわる
長瀬智也、英国のバイク誌に登場 悠々自適な暮らしに「所ジョージ化している」の声
女性セブン
小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の〈16歳飲酒〉〈お風呂入り〉告発に、花街関係者も衝撃「未成年飲酒には厳しく対応しているはず」
NEWSポストセブン
不祥事を理由に落選したはずなのに、比例で復活されては…(左は塚田一郎氏、右は中川郁子氏/写真=共同通信社)
「不倫路チュー」「USBは穴に…」失言・不祥事で落選しても比例復活するゾンビ議員たち
週刊ポスト
注目を集めるNHK吉岡真央アナ
「ポスト和久田麻由子アナ」候補のNHK吉岡真央アナ 替え歌ダンスで“キャラの強さ”際立つ
週刊ポスト
前田敦子と篠田麻里子の女子会姿をキャッチ
前田敦子、篠田麻里子と六本木で4時間半女子会 元夫・勝地涼との関係は良好に
女性セブン
謎めいたバッグを持つ広末涼子
広末涼子、“破壊力強すぎ”コーデは健在「背中に蜘蛛」私服に続き目撃された「謎バッグ」
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン