──ファンミーティングツアーでは、ゲーム対決とライブパフォーマンスの両方をされていましたよね。

そうですね。今回のように、ソロでトークショーとライブパフォーマンスを両方やるスタイル形でやっている人は、あまりいないと思うんですよね。

──両方を一度に楽しめるのは、ファンの皆さんも嬉しいと思います。久しぶりにソロでライブのステージに立つのは、緊張しますか?

いまは楽しみでワクワクしています。当日になったら緊張するかもしれないけど、その緊張も楽しもうと思っていて! いままでは“1回でもミスしたらヤバイ!”って緊張していたんです。でも人間は誰でもミスはするし、それはおれだって同じ。もちろん適当にやるわけではなくて100%でやりますけど、いままでのようなプレッシャーはちょっと抑えてもいいのかな……と。

──張り詰めるほどのプレッシャーからは、解き放たれた状態でステージに立てそうですね。

だからいまは、すごくいいパフォーマンスができる気がしているんです。“本当の自分”をステージでも出していきたい。それを見て、いままでと変わらなかったと思う人もいるかもしれないし、何か変わったと感じる人もいるかもしれない。正直、自分もステージに実際に立ったらどうなるかは分からないので。いざステージに立ったら、AAAとしてステージに立っていた頃の自分が出てくるかもしれないし(笑い)。

──長年の経験上、ついスイッチが入ってしまうかもしれないですよね(笑い)。

そう、スイッチが入ってしまうかもしれない(笑い)。自分自身、これまでとは違う感覚にステージでなるのかどうか……。それも含めて立ってみないと分からないので、いい意味でラフにやっていきたいなと思います。

──楽しみにしているファンの皆さんへ、メッセージはありますか?

何よりも元気がもらえるときって、ファンのみんなに会えたときなんですよ。ライブをやっているときっていつも“めちゃくちゃ楽しかった!”、“みんなに会えて幸せ”っていう気持ちになっていて。自分と直接会って、あんなにニコニコ幸せそうに笑ってもらえる場所って、やっぱりほかにはないなって思うんですよね。

──ライブは、アーティストにとっても、ファンの皆さんにとっても特別な場所ですよね。

本当にそうなんです。もしかしたら、“トークショーとライブを半々にやるってどんな感じなんだろう?”って思っているかもしれないけど、ぜひ新しい体験を楽しんでもらえたら! “リアルな與真司郎”としてステージに立つ初めてのツアーになるので、心の底から楽しみたいと思っているし、ファンのみんなも楽しみにしていてほしいなって思います。

──カミングアウト後は、メディアも與さんについてカミングアウトをしたすごく勇気がある人……というような視点で取り上げることが多いと思います。でも、本来のアーティスト活動をしていく上では、そこが常にリンクする必要性はないと思うんです。カミングアウトをしたことが與さんを語る上での枕詞のようになって、メイントピックスであり続けるのではなく、そういえば、そんなこともあったよね……くらいの感じで捉えられる日が来たらいいですよね。

そうですよね。本当にそんな日が来たらいいなって思います。自分でもビックリするくらい、カミングアウトしたことをニュースに取り上げて頂いたので。正直、あそこまでの反響があるとは思っていなかったから、どれほどのことをしてしまったんだろう……と思ったこともありました。ニュースになんてならないくらいの世の中になっていってくれたら、嬉しいですね。

<リリース&公演情報>
最新曲『Upside Down』が配信中。全国4か所全11公演を回るツアー『SHINJIRO ATAE LIVE TOUR & TALK SHOW 2024 – THIS IS WHERE WE BELONG -』が、6月3日~27日まで開催中。

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