一方、MLBにはスター選手であればこそ積極的に取材対応してファンサービスに努めるべしという文化がある。選手に対する行動規範にも「報道陣の取材に応える義務がある」と明記されているという。
「1000億円契約を結び鳴り物入りでドジャースに入団してからは、予定外の囲み取材にも応じるなど、取材対応は徐々によくなっていたんです。球団や球界の顔としての自覚が芽生えたともいわれていた矢先だっただけに、番記者たちは『日本のテレビ局のせいで逆戻りした』と愚痴をこぼしていますよ」(前出・在米ジャーナリスト)
そればかりではない。前出の球団関係者によれば、大谷はせっかく購入した12億円豪邸についても「もうあそこには住めない」と話し、新居に引っ越さないまま売却する意向を示しているというのだ。実際、購入が伝えられて約1か月半が経とうとしているが、大谷がその新居に引っ越す様子はない。
「現状、家の持ち主はまだ大谷選手の不動産管理会社『デコピンLLC』となっていますが、売却の方向で調整しているそうです。引っ越し前から情報が漏れてしまったという経緯もあり、大谷選手サイドは不動産会社の情報管理体制に不信感を抱いた。『責任を持って売却先を探してほしい』と要望していると聞いています。不動産会社もこんな事態になるとは予想もしておらず、大谷選手の怒りを感じ取って随分慌てているとか」(前出・球団関係者)
(後編へ続く)
※女性セブン2024年7月25日号