国際情報

トランプ氏の妻・メラニア夫人“大統領再選後に離婚”も? 夫の不倫ですでに家庭内別居状態 “婚前契約”見直しで慰謝料100億円超の可能性

トランプ氏とメラニア夫人との関係は

トランプ氏とメラニア夫人は離婚や慰謝料請求という事態になるのか(写真/AP/Aflo、Reuters/Aflo)

 演説中に銃撃されながらも、一切怯まなかったドナルド・トランプ前大統領(78才)の姿がアメリカ人の心を掴んでいる。ヒーロー視された夫の姿は、メラニア夫人の目にどう映ったのか。トランプ支持者の結束が急速に強まる選挙戦の裏で、夫婦に吹くすきま風が強さを増していた。

「夫ドナルドを襲った凶弾を見たとき、私の人生と息子バロンの人生が、壊滅的な変化の瀬戸際にあることを悟りました」

 ドナルド・トランプ前大統領の妻・メラニア夫人(54才)が7月14日(現地時間・以下同)、前日に発生したトランプ氏の銃撃事件を受けて声明を発表。「これまで、いいときも悪いときも一緒に過ごしてきたドナルドは、寛大で思いやり深い人です」とも記した。だがこの声明が“良好な夫婦の愛”とは言えないかもしれない。なぜならこの数年、メラニア夫人は大いなる葛藤のなかにいたのだから──。

 7月13日の午後6時15分頃、トランプ氏は米東部ペンシルベニア州バトラーでの選挙演説中に狙撃された。放たれた銃弾は右耳の上部を貫通して出血したが、トランプ氏はこの非常事態にも怯まず、拳を突き上げて「Fight!(戦おう!)」と3度繰り返した。その姿に聴衆の悲鳴は一転、「USA、USA」の大合唱に変わった。

 警察当局によると、銃撃犯はペンシルベニア州在住の白人男性、トーマス・マシュー・クルックス(20才)。高校時代に数学と科学で表彰されたほど優秀な生徒だったが、いじめられていたとの同級生の証言もある。

「彼は地元の射撃クラブの会員で、狙撃に使用した銃は彼の父親が購入したものでした。犯行時、クルックスは銃や爆発物に関する人気YouTubeチャンネルのロゴが入ったTシャツを着用していました」(地元紙記者)

 米大統領選まで4か月を切った状況での銃撃事件により、選挙へのさまざまな影響が取り沙汰されている。

「アメリカ国内では、トランプ氏を“強いリーダー”“神の庇護にある”としてヒーロー扱いや神聖化する動きが加速しています。銃撃後には、拳を掲げて“Fight!”と叫ぶトランプ氏の姿をプリントしたTシャツやスマホケースが作製されました。高齢が不安視されるバイデン大統領が失速するなか、銃撃事件を反動にしてトランプ氏が大統領に返り咲く可能性が高まったと言えます」(選挙関係者)

 そうなれば、メラニア夫人は“2度目のファーストレディー”になると思いきや、そう簡単な話ではないようだ。

 旧ユーゴスラビア(現スロベニア)の寒村で生まれ育ったメラニア夫人は、18才のときにモデルになるためイタリア・ミラノに赴き、その後、ニューヨークに移住した。転機となったのは1998年だった。不動産王として名を馳せた24才年上のトランプ氏と出会い、2005年に結婚。トランプ氏にとっては3回目の結婚だった。

 2016年の大統領選で勝利したトランプ氏が第25代大統領に就任すると、メラニア夫人はファーストレディーの座に就いた。外国生まれの女性がファーストレディーに上り詰めたのは、史上2人目だった。だが、2020年の大統領選でトランプ氏が敗れ、2022年11月に再び大統領選への出馬を表明した頃には、夫婦の関係は一変していた──。

関連記事

トピックス

真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
「全国障害者スポーツ大会」を観戦された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月26日、撮影/JMPA)
《注文が殺到》佳子さま、賛否を呼んだ“クッキリドレス”に合わせたイヤリングに…鮮やかな5万5000円ワンピで魅せたスタイリッシュなコーデ
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン
遠藤
人気力士・遠藤の引退で「北陣」を襲名していた元・天鎧鵬が退職 認められないはずの年寄名跡“借株”が残存し、大物引退のたびに玉突きで名跡がコロコロ変わる珍現象が多発
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
相撲協会と白鵬氏の緊張関係は新たなステージに突入
「伝統を前面に打ち出す相撲協会」と「ガチンコ競技化の白鵬」大相撲ロンドン公演で浮き彫りになった両者の隔たり “格闘技”なのか“儀式”なのか…問われる相撲のあり方
週刊ポスト
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《「策士」との評価も》“ラブホ通いすぎ”小川晶・前橋市長がXのコメント欄を開放 続投するプラス材料に?本当の狙いとは
NEWSポストセブン
女性初の首相として新任会見に臨んだ高市氏(2025年10月写真撮影:小川裕夫)
《維新の消滅確率は90%?》高市早苗内閣発足、保守の受け皿として支持集めた政党は生き残れるのか? 存在意義が問われる維新の会や参政党
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月25日、撮影/JMPA)
《すぐに売り切れ》佳子さま、6万9300円のミントグリーンのワンピースに信楽焼イヤリングを合わせてさわやかなコーデ スカーフを背中で結ばれ、ガーリーに
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
《安倍晋三元首相銃撃事件・初公判》「犯人の知的レベルの高さ」を鈴木エイト氏が証言、ポイントは「親族への尋問」…山上徹也被告の弁護側は「統一教会のせいで一家崩壊」主張の見通し
NEWSポストセブン
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン