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「週刊ポスト」本日発売! 自民党総裁選「驚きの票読み」全内幕ほか

 7月29日発売の「週刊ポスト」は、混迷、低迷を続ける日本政治が激動の世界とどう対峙するのか、自民党総裁選から占う。あわせて、「未来の年表」シリーズで一世を風靡した河合雅司氏が年金財政や少子化対策の嘘を暴き、正しい処方箋「縮んで勝つ」を提言する。ほか、歯科医のデタラメぶり、パリ五輪で注目される日本企業、グリコ・森永事件の40年目の新証言など刮目のスクープ情報満載です。

今週の見どころ読みどころ

◆国民不在の権力闘争! 自民党総裁選「亡国の4つのシミュレーション」
9月の自民党総裁選を複雑にしているのは、まだ再選に期待を寄せる岸田首相の往生際の悪さと、ポスト岸田を狙うのが、候補者本人ではなくキングメーカーを気取る老害集団だということだ。本誌の取材と専門家の分析をもとに可能性の高い3つのシナリオを検証すると、国民人気の高い石破氏と麻生副総裁の反目、岸田憎しに凝り固まった菅前首相の暗躍、さらに麻生氏、岸田氏、菅氏の主導権争いが浮かび上がった。岸田撤退の際に浮上する上川外相にも大きな踏み絵が迫られる――。

◆女子体操・宮田笙子の五輪辞退に「体操協会や指導者のほうに問題がある」
喫煙と飲酒で五輪の夢を絶たれた宮田には、同情論や、「厳罰の是非」について多くの議論が交わされている。体操協会副会長を務めた塚原光男氏は、「もちろん社会的なルールで考えれば問題だ。ルールの中で処分を決めるべき」としつつ、「事前に指導するのが協会や指導者の責任ですから、そっちにほうに問題があると思う」と語った。

◆日の丸ブランド・アシックスの「屈辱からのV字回復」がパリで花開く!
かつて長距離陸上界を席巻したアシックスのシューズは、ナイキの「厚底ブーム」で競技の最前線から姿を消した。箱根駅伝では、ついに「使用者ゼロ」の屈辱も味わったが、そこから劇的に復活している。パリ五輪のマラソンでは世界中の一流ランナーが同社のシューズを履く。その復活劇はどんなシナリオだったのか。アスリートの裏方として戦った開発者たちの物語を追った。

◆岸田政権の「明るい未来」は全部ウソ!「縮んで勝つ」豊かな日本を目指せ
作家・ジャーナリストの河合雅司氏が様々な統計資料をもとに日本の本当の危機と未来図を描く。政府の甘い見通しとは裏腹に、日本の人口は今後も確実に減り続け、50年後には人口が半減することが避けられない。その結果、年金は破綻、消費市場が縮小して企業も学校の病院も崩壊し、頼みの外国人労働者も逃げていく。しかし、人口減少が止められないとしても対処する方法はある。「7つの処方箋」を提言する。

◆新手の炎上系!? 妻4人・子供9人の一夫多妻YouTuberを直撃した
女性4人との同居生活を発信して炎上中の北海道のYouTuberに、その独特な人生観、結婚観を聞いた。4人の女性のうち2人には子供がおり、さらに子供はあわせて9人いると告白、女性同士は友達のような関係だという。そして、壮大な“夢”を語り始めた。

◆<思い出グラフ>甲子園が沸いた「大番狂わせ」名勝負プレイバック
高校野球の歴史に残る名勝負をカラーグラビアで振り返る。木内マジックが光ったPL学園vs取手二高(1984年)、怪物・江川が力尽きた銚子商との延長12回(1973年)、翌年の田中将大vs斎藤佑樹の投げ合いにつながった駒大苫小牧の奇跡の初優勝(2004年)、“疑惑のホームラン”も飛び出した岩手大会「大谷翔平が泣いた最後の夏」(2012年)など、高校野球ファンなら脳裏によみがえる名シーンが復活する。

◆<重大証言>グリコ・森永事件「40年目に捜査員が明かした逮捕のチャンス」
日本社会と食品業界を恐怖に陥れた同事件から40年が経った。2000年にはすべての事件で時効が成立したが、延べ30万人以上が投入された捜査に携わった捜査員たちの無念が消えることはない。「かい人21面相」を追い続けた当時の捜査員が、「犯人からの電話」「ビデオの男」「逮捕のチャンス」を迫真ドキュメントと報道写真で再現する。

◆<10ページ総力特集>悪い歯医者に騙されない「患者の知恵」全書
“歯科業界に最も嫌われるジャーナリスト”の異名を取る岩沢倫彦氏が歯科治療の闇を暴く。歯周病検査の手抜き、健康な歯まで削る悪徳治療、インプラントの嘘、話題の「削らない虫歯治療」の落とし穴など、知らないと大切な歯を失う最新情報は必見。「悪い歯医者」が急増している背景には、「もう歯科は儲からない」という経済的事情があった――。

◆ファン歓喜! ちあきなおみ「サブスク解禁」に西田敏行も「愛しています」
表舞台から姿を消して30年以上経つ伝説の歌姫が、このたび代表曲『喝采』はじめ300曲以上をサブスク配信し始めてファンを歓喜させている。すると、若い世代にもその歌声に魅了される人が増え、思わぬ形で「なおみブーム」が再来した。その魅力と思い出を西田敏行、コロッケ、城之内早苗らが語った。

◆超難問を笑え――沖縄発「米軍基地コント集団」の心意気
沖縄で爆笑の渦を巻き起こしているコント集団は、その名も「基地を笑え! お笑い米軍基地」。だらけきった若者を「軍用地主の息子よ」とイジり、基地反対運動家が「このあと米軍のカーニバルに行く」と帰ってしまう。県外の人から見るとキワドイ笑いにも思えるが、会場に集まった人たちは大爆笑。リーダーは「引いて眺めてみたら沖縄そのものがコントだった」と言い、メンバーの一人は、なんと本当に「軍用地主の息子」であると告白した。

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