仲睦まじく愛犬の散歩をする三浦友和と百恵さん(2024年1月)
1984年に祐太朗を、1985年に次男の貴大を出産した百恵さんは、常に友和とふたりで子育てに向き合ってきた。
「家事や育児は夫婦で分担していました。友和さんも、2人が乳幼児の頃はおむつ替えや入浴、離乳食作りなどに励んでいたそうです。休日には家族4人で公園に出かけ、学校行事がある日はなるべく仕事を入れずにカメラやビデオを持って駆けつけたといいます。運動会で声援を送ったり、謝恩会に変装もせずふらりと現れて、周囲を騒然とさせたこともあったようですね。
自分たちが家事や育児を分担し、共に支え合って暮らしてきただけに、百恵さんは、息子さんたちにも自分で家事ができる大人になってほしいと考えていたんだとか。ですから、祐太朗さんも貴大さんも料理や洗濯、トイレ掃除といった家事は、男も当然やるものだという価値観を持っているそうですよ」(前出・芸能関係者)
いまでこそスタンダードになった家事育児の分担だが、当時は男性の家事育児への本格的な参加が珍しかった時代。百恵さんと友和は、自分たちの背中を見せることで、“先進的”な意識を息子たちに植え付けたのかもしれない。
平等に家事育児に携わる両親を見続けてきた祐太朗が、父親と同じように家事に育児にと奮闘する姿に、百恵さんも目を細めていることだろう。