芸能

大野智が出資した宮古島リゾート施設が完成間近 屋号に含まれる「蓮」の文字に込められた嵐への思いと恋人との別れの記憶

南国のリゾート施設が完成間近

出資した南国・宮古島のリゾート施設が完成間近の、大野智

 こだわりを詰め込んだ南国の桃源郷。そこに彼が名付けたのは思い入れたっぷりの花の名前だった。人生を重ね、長年大切にするモチーフに込めたグループ再始動への思いを、いまひもとく──。

 重厚な御影石に刻まれた屋号には、大野智(43才)が「宝物」と表現する嵐への思いと、悲しくも切ない記憶が秘められていた。エメラルドグリーンの美しい海と白い砂浜に囲まれた沖縄・宮古島の一角で、3年ほど前から建設工事が行われているリゾート施設の完成が目前に迫っている。

「4つのヴィラと、アトリエや住居スペースを含む建物の工事は完了し、あとは庭の整地などを残すのみだと聞いています。近年、高級ホテルの開発が進む島の中でも立地や環境が抜群で、釣りやダイビングを楽しむには理想的。一般客にも開放されるそうなので、オープン後は大きな話題を呼ぶでしょう」(現地住民)

 本誌『女性セブン』が報じてきたように、施設の事実上のオーナーは芸能活動を休止中の大野だ。書類上は、テレビ制作会社役員のA氏が代表を務める会社が土地を所有しているが、関係者によれば資金の大半を大野が出資しているという。

「南国のリゾート開発は離島に魅入られた大野さんが10年近く前から抱いてきた構想で、資産運用を任されているAさんが中心となって進めてきました。設計図を何度も変更し、コロナ禍を経て工期は大幅に遅れたものの、その分大野さんのこだわりが行き届いた素敵な物件に仕上がっているそうですよ」(前出・現地住民)

 工事が最終段階に入った7月下旬には、リゾートの入り口に高さが2m以上ある石製の看板が設置された。特筆すべきは屋号に、大野が好きな花に挙げる“蓮”の文字が含まれていることだ。

「蓮の花は、大野さんがアートで表現してきたモチーフのひとつで、2019年に放送された『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティーTシャツのデザインにも採用されました。大野さんはその理由を『蓮って泥の中から一本生えていく。それがめちゃくちゃきれい。まるで人生みたい』と語っています。翌年開催された個展『FREESTYLE 2020 大野智 作品展』で発表した細密画にも蓮の花が描かれていて、ファンの間でも蓮への強い思い入れは有名です」(テレビ局関係者)

 大野にとって蓮の花は芸術の対象というだけでなく、記憶をよみがえらせる象徴的な存在でもある。奇しくも、一度は彼に引退を決意させるほど燃え上がる恋愛をした元交際相手のBさんが入れていたタトゥーも蓮の花だった。大野とBさんは2018年頃に悲しい別れを迎えたが、その後も大野は蓮を描き続けた。そして、かつてふたりが未来を夢見た南国リゾートが現実になろうとしている──。

カラオケで歌った「嵐の曲」

「一度嵐を離れて、自由な生活がしてみたい」

 大野が嵐のメンバーに切実な思いを打ち明けたのは2017年6月、無二の親友でもある二宮和也(41才)の誕生日の前日だった。いつになく深刻な表情で話す大野の本心を知った二宮、松本潤(40才)、櫻井翔(42才)、相葉雅紀(41才)は衝撃を受けつつも、大野の意向を尊重し、嵐が進むべき道を模索した。

「大野さんは事務所を退所する覚悟で脱退を申し出たものの、メンバーに慰留されてとどまりました。過去に何度も芸能界を辞めようと考え、その度に踏みとどまってきた大野さんですが、そのときの思いは真剣でした。ほかのメンバーからも、真っ向から反対する声は上がらなかったといいます」(大野の知人)

関連記事

トピックス

大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
“進次郎劇場”で自民党への逆風は止まったか
《進次郎劇場で支持率反転》自民党内に高まる「衆参ダブル選挙をやれば勝てる」の声 自民党の参院選情勢調査では与党で61議席、過半数を12議席上回る予測
週刊ポスト
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第24回】現在70歳。自分は、人に何かを与えられる存在だったのか…これから私にできることはありますか?
週刊ポスト