髪を切って体重10キロ増の役作りに臨んだ唐田(2020年)
懸命に演じる唐田だが、彼女が“女優人生”をかけて本作に打ち込む大きな理由がある。2018年に映画『寝ても覚めても』で共演した東出と不倫関係になり、それが発覚した2020年に世間から大バッシングを浴びた。彼女は事務所を通して『自身の弱さ、愚かさ、甘さを深く受け止め、向き合いたいと思っています』と、謝罪と反省のコメントを寄せたが、騒動後から芸能活動を休止し、表舞台からしばらくの間、姿を消していたのだ。
「騒動後、東出さんと決別した唐田さんは2021年に短編映画に出演。翌年には映画『の方へ、流れる』に出演するなどしていますが、地上波のテレビドラマには復帰できていません。今作は、彼女が女優としての瀬戸際で出会ったこの上ないチャンス。役作りのために2年間を費やし、断髪して体重も増やしました。それほど、今作にかける想いが強いようです」(芸能プロ関係者)
だが、唐田の女優人生を掛けたドラマ配信を前にして、突如発表された東出の再婚。唐田周辺はどのように受け止めているのだろうか。
「現在のところ唐田さんは静観していますが、心中穏やかではないでしょう。彼女を支えてきた事務所サイドも『極悪女王』の配信後にしてほしかったというのが本音です。なぜこのタイミングなのか…配慮してほしかったです。
不倫騒動から4年が経ち、禊を済ませて挑んだ役も色眼鏡で見られてしまう。今回の再婚相手が同業の女優で年齢も1歳違いということにも、複雑な思いを抱いているのではないでしょうか」(同前)
今回の再婚報道は彼女にとって逆風となるのか、追い風となるのか。彼女の27回目の誕生日となる9月19日、女優人生をかけた闘いのゴングが鳴る。