取材に応じる山崎怜奈
役満ボディー”岡田沙佳も“論客”として注目
そんな山崎のことを「タレント時代の蓮舫にそっくり」と言う声も少なくないという。
「だからと言って、山崎さんが政治家を目指しているということはありません。実は最近の山崎さんは、『文化人になりたい』が口癖で、『本を出したい』と、共演した小説家やノンフィクション作家に相談をしているのを見たこともあります」(同)
だが、“若き論客”というポジションには、意外にもライバルが少なくないようだ。
「筆頭は、同じく乃木坂46出身の松村沙友里さんですね。昨年12月に出演したTBSの『報道の日2023』で関口宏さんや小川彩佳さんと共演し、約7時間にわたって政治経済や戦争、外交、AIなどに至るまで落ち着いたトーンで的確にコメントし、絶賛されたのです。
また、“役満ボディー”として知られるプロ雀士の岡田沙佳さんは、英語や中国語が堪能で、コメンテーターとしても引っ張りだこ。他にも、池田美優(みちょぱ)や藤田ニコル、ゆうちゃみのようなギャルの意見を求める番組も少なくなく、山崎さんとしては彼女たちの存在が気にならないわけはないと思うのですが」(放送作家)
だが、あくまで山崎が狙うのは文化人であり、そのために論客としての仕事を増やしたいようだ。
「でもまだ、彼女の肩書は“タレント・ラジオパーソナリティー”なんです。TOKYO FMで『山崎怜奈の誰かに話したかったこと』(TOKYO FM)で月~木、2時間弱の昼ワイドを担当しているのは大きいですね。あとは、タクシーの後部座席で見られる『HEADLIGHT』という広告を思い浮かべる方も多いでしょう。当初は元日本テレビの青木源太アナウンサーと山崎さんが担当していて、いまは元TBSの安東弘樹アナウンサーと元テレビ東京の森香澄アナウンサーに代わったのですが、一部の広告はまだ山崎さんが担当しています。
クライアントからも人気があり、タレントとして多数の仕事のオファーがあるのは間違いないでしょう。でも所属事務所は複雑でしょうね。テレビ局には“文化人価格”という、タレントよりもケタが一つ少ない文化人のギャラを表す言葉もありますし、『ホリプロ』や『ワタナベエンターテインメント』のような大手芸能プロダクションが続々文化人をスカウトし、情報番組やニュースに出しているところ。山崎さんのライバルはさらに増え続けているというわけです」(同)
『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』は、乃木坂46の卒業メンバーにとっては初の帯番組ラジオで、2025年1月7日には日本武道館で同じくTOKYO FM(JST)の情報番組『Skyrocket Company』と公開生放送実施が予定されているほど話題の番組だ。
ラジオで「未来に向かって生きているのに必死だから、こっちは」ともコメントしていた山崎怜奈。文化人を目指し、奮闘中のようだ。
爆笑問題の太田光