映画は2014年に突如、巖さんが釈放されて以降の姉弟の暮らしを丹念に追う (写真/(c)Rain field Production)
刑事司法に翻弄された釈放後の巖さん (写真/(c)Rain field Production)
巖さんは逮捕後の1967年から20年以上、家族に手紙を出し続けた。1967年1月の手紙には「私は白です」としっかり書かれている (写真/(c)Rain field Production)
監督曰く「撮影にゴールはない」 (写真/(c)Rain field Production)
笠井千晶(かさい・ちあき)/1974年生まれ、山梨県出身。ドキュメンタリー監督・ジャーナリスト。静岡放送、中京テレビで報道記者としてドキュメンタリー番組等に携わり、2015年に独立 (撮影/五十嵐美弥)
2017年、映画『Life 生きてゆく』で第5回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。2019 年、小学館ノンフィクション大賞受賞作『家族写真 3.11原発事故と忘れられた津波』刊行。映画『拳と祈り─袴田巖の生涯─』は、東京・ユーロスペースをはじめ、全国50館以上で順次公開 (撮影/五十嵐美弥)