脅迫まがいの投稿もあったが、かわりなく盛況なそば店
大山のFAを巡る論争は加熱し、一部の阪神ファンの中には、X(旧Twitter)上で、《大山お前巨人とか言ったら実家の蕎麦屋無くなると思えよ》(原文ママ)などと、そば店を営む大山の実家への脅迫まがいの投稿も散見されていた。
実家に異変はあったのか。残留決定の数日後、そば店を営む大山の実家を訪ねた。以前から変わらず、店内には大山のユニフォームやサイン入り写真などが置いてある。NEWSポストセブンの取材に大山の父親は「どこの球団に行っても親としては応援するつもりでした」と口を開いた。
大山本人や店に対するSNS上での誹謗中傷については「あ〜、全然気にしてないです! 被害もありませんでした。良いときも悪いときもあるから。プロ野球選手の宿命だと思ってます」とし、「残留」を知った一部のファンとの心温まるエピソードを語った。
「日曜日、お店が休みだったんですけど、東京から来てくれた(阪神の)ファンが、手紙を置いて行ってくれて、残留してくれてありがとうございますって。これからも応援しますって……」
あと5年は縦縞を纏う大山を見ることができそうだ。