国内

【旭川女子高生殺害】駅裏で売春のために立っていた少女たちは今…内田梨瑚被告(22)の逮捕で変わった繁華街「サンロク街」の現在、警察が本腰入れるもキッズたちはSNS使って“買う男”探し

内田容疑者は北海道留萌市の高校生・村山月さん(17)を殺害した疑いがもたれている

殺人と不同意わいせつ致死罪などで起訴されている旭川市の無職・内田梨瑚被告

 今年4月に北海道旭川市で発生した、観光名所でもある神居大橋から留萌市の女子高生が川に転落死させられた事件。殺人と不同意わいせつ致死罪などで起訴されている旭川市の無職・内田梨瑚被告(22)について各メディアが報道すると、その強烈な個性に多くの注目が集まった。

「被告は女子高生を全裸にして動画を撮った上で、橋の欄干に座らせて『落ちろ』死ねや』などと言って川に転落させて、殺害した罪などに問われています。その動機は、被告がラーメンを食べている姿を被害者がSNSに無断で使ったこととみられています。

 内田被告は、女子高生を橋に連れて行くまでに、車に監禁したり、暴行したりもしていた。なぜ、これくらいのことで、被害者は怖い思いをした上で、命まで落とさなければならなかったのでしょうか。

 共犯者の当時19歳だった小西優花被告(20)の裁判員裁判が先行して、来年2月に行われる予定です。小西被告の弁護人が会見して、事実関係を認める方針が明らかになっていますが、詳細の判明が待たれます」(北海道事件担当記者)

 内田被告の人物像についてはNEWSポストセブンも複数回にわたって報じてきた。そこで見えてきたのは、被告の性欲の強さや、旭川市随一の繁華街として知られる通称「3・6(サンロク)街」に集う未成年者“サンロクキッズ”を引き連れて遊んでいたことだ。

「リコはよくSNSの投稿をしていましたが、その写真の多くが強い加工をしたものでした。彼女の男好き……というか性欲はすごくて、誘われたら誰とでもやるような子です。周りから尊敬されるような強そうな男や先輩には、自分からグイグイ行っていた」(内田被告の知人女性)

 この他にも同性愛者の男性に対して「女だと思うから無理なんだよ。ただの穴だと思えば出来るでしょ」などと言っていたという証言もあった。さらに、サンロク街から徒歩圏のJR旭川駅近辺で“立ちんぼ”をする若い女性の“元締め”のようなこともしていたという。

あわせて読みたい

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン