芸能

《若林豪が見た昭和俳優たち》「渡哲也クンとは別荘で言えないことばかりやって…」現場で初めて台本を手に取る大先輩に驚愕した過去

俳優の若林豪さん

俳優の若林豪さん(時事通信フォト)

 今年85歳となった俳優の若林豪さん。30代は刑事ドラマ『Gメン』シリーズ(TBS系)、50代からは『赤い霊柩車』シリーズ(フジテレビ系)と、深く渋い演技で多くの人の記憶に残る活躍を見せた。刑事ドラマや時代劇に出演している印象が強く、これまで並み居る名優らと共演してきた。そんな若林さんに自身の俳優人生を振り返りつつ、思い出に残る共演者や現在の胸中を聞いた。

 * * *
『Gメン』『十津川警部シリーズ』『赤い霊柩車』……最近は刑事ドラマが多かったですね。刑事役は楽でいいんですよ。ムスーッとした表情で真っ直ぐただ立っていれば誰だって刑事のようになるんですから(笑)。まあ、それは冗談として、原作は必ず読み、台本をなるべく何回も読むことで理解が深まり、役に膨らみが出ますよね。

 でも、1970~1980年代は忙しくて、セリフを覚える時間はなかったです。当時はスケジュールがグチャグチャでした。そんなとき、大先輩の俳優・大川橋蔵さんが「翌朝の最初の一番のセリフだけ覚えておけばいい。全部覚えようとしたら身体を壊すから」と言ってくれましてね。その通りにして何とか乗り切りました。覚えてこない代わりに、撮影の待ち時間におしゃべりなんかしないで、一生懸命に覚えていましたけど。

 面白かったといえば、『Gメン』の海外ロケ。香港に1~2カ月滞在したことがあり、知り尽くしていた東京の下町より詳しくなりました。あと、スラム街・九龍城でも撮影したんですよ。汚くて、怖いところでね。スタッフに「怪しい建物の中に引きずり込まれないよう、気をつけてください」なんて言われながら、手前のほうの道をサーッと歩いて撮ったりしました。路上にはへたり込んでいる人も見かけましたね。それから、亡骸が普通に転がっていて、朝になるとトラックがゴミのように集めていくんでギョッとしましたよ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平は何番を打つか
《どうなる? WBC侍ジャパンの打順》大谷翔平は「ドジャースと同じ1番打者」か、「前にランナーを留める3番打者」か…五十嵐亮太氏と福島良一氏が予想
週刊ポスト
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン
日本陸上競技連盟会・有森裕子さん
日本陸上競技連盟会長になった有森裕子さんが語る2026年の抱負「陸上競技の存在価値を高めて魅力を伝えていきたい」 
女性セブン
命に別状はないとされている(TikTokより)
「クスリ漬けにされていたのでは」変わり果てた姿で発見された中国人インフルエンサー、薬物検査で陽性反応…肺感染症などの診断も【カンボジアの路上でホームレス状態で見つかる】
NEWSポストセブン
杉本達治前福井県知事のセクハラ問題について調査報告書が公表された(時事通信フォト・調査報告書より)
〈体が熱くなるの〉〈スカートの中に手を…〉セクハラ1000通の杉本達治・元福井県知事が斉藤元彦・兵庫県知事と「上司・部下」の関係だった頃 2人の「共通点」とは
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
【栃木県・県立高校で暴行動画が拡散】学校の周りにインフルエンサーが殺到する事態に…県教育委は「命にかかわる状況」 弁護士は「典型的ないじめの構図」と指摘
NEWSポストセブン
中居の近影をキャッチ(2025年12月下旬)
《ゴルフ用ウェアで変装して百貨店に…》中居正広、外出頻度が増えている 表舞台では“盟友たち”が続々言及する理由
NEWSポストセブン
16年ぶりに写真集を出す皆藤愛子さん
16年ぶり写真集発売の皆藤愛子 「少し恥ずかしくなるくらいの素の姿や表情も、思い切って収めていただいています」
週刊ポスト
中国人インフルエンサーがカンボジアの路上で変わり果てた姿で発見された(TikTokより)
《へそ出しタトゥー美女の変わり果てた姿》中国インフルエンサー(20)がカンボジアの路上で発見、現地メディアに父親が答えた“娘と最後に連絡した日”【髪はボサボサ、うつろな表情】
NEWSポストセブン
米国によってニコラス・マドゥロ大統領が拘束された(時事通信フォト)
《大統領拘束を歓迎するベネズエラ国民の本音》「男女ともに裸にし、数日間眠らせず、窒息を繰り返させる…」国連に報告されていた“あまりに酷い拷問のリアル”
NEWSポストセブン
運転席に座る中居(2025年12月下旬)
《三歩下がって寄り添う高級ジーンズ美女》中居正広を今もダンサー恋人が支える事情「この人となら不幸になってもいい…」過去に明かしていた結婚観との一致
NEWSポストセブン
新宿の焼肉店で撮影された動画が物議(左は店舗のInstagramより、右は動画撮影者より提供)
《テーブルの上にふっくらとしたネズミが…》新宿・焼肉店での動画が拡散で物議、運営会社は「直後に殺処分と謝罪」「ねずみは薬剤の影響で弱って落下してきたものと推察」
NEWSポストセブン