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【万馬券の法則3】三連単高配当馬券は軸2頭マルチで狙う

オッズを見定める

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 今年の中央競馬は開幕から荒れ模様。穴馬券は狙って獲りたいものだ。競馬ライターの東田和美氏が考察した。

 * * *
 2024年に三連単で払戻金が50万円超だったレースは年間178回というから19レースあたり1回、さらに100万円以上となると43レースに1回なのでそうそう出るものではない。

 しかしこれが10万円超となると692回で20%強、5レースに1レース出現とぐっと身近になる。オークスデー5月19日の新潟では障害も含めれば9レースが10万円超、1度も出なかったのは年間288日のうち24日しかない。

 競馬場別の出現率でみると東京と阪神はそれぞれ16%、14%となっており比較的人気通り。一方福島30%、新潟25%、小倉24%と夏の開催が多いローカル競馬場はやはり高くなっていた。

 問題はどうすればそういった高額配当馬券を的中できるかだ。闇雲に人気薄同士の組み合わせにこだわる必要はないが、三連単50万円以上の払戻金をゲットしたければ、「二桁人気馬かオッズ50倍以上の馬が3着以内に絡んでいること」がまず第1の基本条件。この条件を満たさないで50万円超となったのは9回あるが、どれも1~3番人気馬が飛んでいた。100万円超は2回あるがどちらも7~9番人気3頭の決着だった。

 1番人気馬が絡んで50万円超になったのは16回あるが、あとの2頭はともに4番人気以下で二桁人気馬が1頭は絡んでいる。また2番人気馬が1~3着に絡んだの50万円超馬券は28回、3番人気馬が絡んだ時も31回出ているが、2、3番人気が共に3着以内に絡んで50万円超馬券になったのは2回しかない。第2の基本条件は「3着以内に1~3番人気馬が絡んだ場合は1頭だけ」。これが42.2%、それ以外はすべて4番人気以下での決着になっている。

 高配当狙いの基本はこの2条件だ。

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