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茨城県常総市“枯草火災”の緊迫現場「ビニールハウスへも煙がモクモクと」「なにも、わからない、なにかが燃えた」

2月13日午後11時30分ころ、まだ懸命な消火活動が続いていた

2月13日午後11時30分ころ、まだ懸命な消火活動が続いていた

 2月13日午後、茨城県常総市と坂東市の市境で雑木林などが燃え、2000人あまりの住民に避難指示が出された。この日は冬型の気圧配置の影響で、茨城県内各地では強風が吹き荒れており、公共交通機関にも影響が出た1日だった。

 火災の経緯を全国紙記者が解説する。

「消防によると午後2時前、常総市内で『火が雑木林に延焼している』などと男性から119番通報があったといいます。さらにその後、金属回収やリサイクルを行う業者の工場へも燃え移った。

 強風に煽られ、延焼のおそれがあることから市は災害対策本部を設置。午後4時20分ごろ、常総市坂手町のおよそ720世帯に避難指示を出し、避難所の開設を決定した。通報から6時間ほど経っても火が消し止められず、市内は一時騒然となりました」

 現場では21台のポンプ車などが消火にあたり、鎮火したのはおよそ10時間半後のこと。幸いにも、けが人や現場から逃げ遅れた人はおらず、事態は無事に収束したのだった。避難所となった市の施設「水海道あすなろの里」のスタッフが話す。

「報告によれば、これまでここに避難されてきた方は2名ほどです。警察や消防の対応も早かったおかげか、安心しておられる方が多かったと聞いています。先ほど火も消えたということですし、大事に至らず本当によかった」

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