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巨人・阿部監督、当初のチーム構想が二転三転 “新継投プラン”に疑問の声で「大勢にクローザーを任すべき」との指摘も

巨人の阿部慎之助・監督の手腕が問われている(時事通信フォト)

巨人の阿部慎之助・監督の手腕が問われている(時事通信フォト)

 今オフに行なった大型補強によって優勝候補の筆頭に挙げられている巨人。しかし、キャンプを終えて実戦を経るなかで計算通りにはいかない点もあるようだ。阿部慎之助監督(45)が布陣の構想を次々と変えている状況にある。

 今オフの大型補強の目玉の一人が、大谷翔平(30)がエンゼルスに所属していた時のチームメイトで、3Aでトリプルスリーを達成した新外国人・キャベッジ(27)だ。当初、阿部監督は、岡本和真(28)をレフトに回し、キャベッジをファーストでの起用する方針を示していた。巨人担当記者が語る。

「岡本の外野起用は来季のメジャー移籍に向けてのアピールを兼ねてのものだったが、キャベッジがロッテ戦(2月24日)で、初回のファーストゴロを捕球できずに足に当て、セカンド方向に蹴ってしまった。この守備を見た阿部監督は、ファーストでの起用が難しいと判断し、キャベッジにライトを守らせることを決め、岡本をファーストに戻した。その影響で、ライトを守る予定だった丸佳浩をセンター(35)、センターを守る予定だったヘルナンデス(30)をレフトに回す新布陣を発表しました。

 外国人2人が外野のポジションの左右を守ることになり、連携面や守備力を考慮してセンターにベテランの丸を固定せざるをえなくなった。ライトのポジションで丸とレギュラー争いさせる予定だった浅野翔吾(20)、オコエ瑠偉(27)、岡田悠希(25)ら若手の出場機会が限られることになりそうです」

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