福井県警察本部(時事通信フォト)
「今回、増田さんをニュースで久しぶりに見ましたが、当時から全然変わっていませんでした。私は高校で同じクラスになったことがあるのですが、本当に優秀でした。
母校は生徒の成績を公表しませんし、クラス内でも点数などは教え合っていないけれど、誰もが『増田さんは断トツに頭がいい』という印象を持っていたと思います。会話も論理的ですし、話しているだけで賢いのがわかるんですよね。何ていうか、頭のいい人って、何を学んでもすんなり理解できてしまうじゃないですか、そんな秀才なイメージです」
同級生は「東大受かるんだろうなって」
といっても、いわゆる“ガリ勉”タイプではなかったようだ。
「『放課後は何しているの?』という話題になった時にも、『塾に行っている』と話していたので、勉強熱心ではあったと思います。でも休み時間も友だちと喋ったりしていたし、一人で黙々と勉強しているガリ勉というタイプでは決してありませんでした。
でも本当に賢い子で……。母校は進学校ですが、東大に進むのは数えるほど。でも増田さんなら東大受けるんだろうな、受かるんだろうなって誰もが思っていたんじゃないかな」
県警本部長となると警備公安のみならず、警察行政のトップとして議会対応など職務は広範にわたる。増田氏のその“手腕”に注目が集まっている。