GENKING.が、マルチクリエーターでタレントとして一心不乱に駆け抜けた日々を語った

GENKING.が、マルチクリエーターでタレントとして一心不乱に駆け抜けた日々を語った

──“人の幸せに繋がるお仕事をしたい”という思いを持つようになったのには、これまでの芸能活動で経験したことが背景にあるのでしょうか。

「幼少期のいじめや、テレビに出てから散々ヒドいことも言われてきたけど、なんか最近は少し生きやすくなったのかな。というのも、フォロワーさんもそうだし、私の周りにいる人たちが愛で溢れた優しい人が多いんです! 今は感謝だけして生きてますね。
 それに、40歳になって変わったのは、『人に期待をしなくなった』ってこと。だって強く期待しすぎると、叶わなかったときに落ち込むし、裏切られたときに嫌な気持ちになるし。期待をしなければ落ち込むことが減る気がします。なんか歳を重ねて、より考え方がスマートになったっていうか……ぼちぼちやってるっていうか。うん、“ぼちぼち”って言葉が合ってるかも」

──40代のテーマは、「ぼちぼち」ですか?

「うん。“ぼちぼち”っていいなって思う。例えば、自分が日本酒をプロデュースしたときに“ぼちぼち”と“アゲ”ってお酒を作って、『今日はぼちぼちな日だったから“ぼちぼち”飲むか』みたいな、そういう毎日なら楽しくないですか? そんな空想ばっかしてます(笑)! 『ぼちぼちってことは、あとはアガるだけじゃん』みたいな。そういう風に、みんながハッピーになってくれたらいいかな」

 ブレイクから半年で自らを「人に勝てる部分がない」と悟り、新たな世界でチャレンジを続けていたGENKING.さん。続編では「『女性っぽい』と言われるのが嫌い」と語る彼女の心の奥底にある赤裸々な思いを明かしている。

(第3回につづく)

撮影/岩松喜平

【写真で比べる】“衝撃のビフォアフ”超ギャル男時代と爆美女時代のGENKING.

▶︎はじめから読む 《「やーよ!」のブレイクから10年》「性転換手術すると出演枠を全部失いますよ」 GENKING.(40)が“身体も戸籍も女性になった現在” と“葛藤した過去”「私、ユニセックスじゃないのに」

▶︎つづきを読む 「『女性より女性らしい』ってのもすごく嫌な言葉 」GENKING.(40)がガングロ、20個ピアスの派手ギャルになった“深い事情”「心を防御するためだけにやってた」

関連記事

トピックス

第一子を出産した真美子さんと大谷
《デコピンと「ゆったり服」でお出かけ》真美子さん、大谷翔平が明かした「病院通い」に心配の声も…出産直前に見られていた「ポルシェで元気そうな外出」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「王子と寝ろ」突然のバス事故で“余命4日”ののち命を絶った女性…告発していた“エプスタイン事件”【11歳を含む未成年者250名以上が被害に】
NEWSポストセブン
日曜劇場『キャスター』(TBS系)で主演を務める俳優の阿部寛
《キャスター、恋は闇…》看板枠でテレビ局を舞台にしたドラマが急増 顕著な「自己批判や自虐」の姿勢 
NEWSポストセブン
人気シンガーソングライターの優里(優里の公式HPより)
《音にクレームが》歌手・優里に“ご近所トラブル”「リフォーム後に騒音が…」本人が直撃に語った真相「音を気にかけてはいるんですけど」
NEWSポストセブン
世界中を旅するロリィタモデルの夕霧わかなさん。身長は133センチ
「毎朝起きると服が血まみれに…」身長133センチのロリィタモデル・夕霧わかな(25)が明かした“アトピーの苦悩”、「両親は可哀想と写真を残していない」オシャレを諦めた過去
NEWSポストセブン
キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
エライザちゃんと両親。Facebookには「どうか、みんな、ベイビーを強く抱きしめ、側から離れないでくれ。この悲しみは耐えられない」と綴っている(SNSより)
「この悲しみは耐えられない」生後7か月の赤ちゃんを愛犬・ピットブルが咬殺 議論を呼ぶ“スイッチが入ると相手が死ぬまで離さない”危険性【米国で悲劇、国内の規制は?】
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン