幼少期の頃のあいりさん
──スタッフを信用できるようになったのは、どういうタイミングですか?
「いつ見てもサボっていることがないとか、『お疲れ様です』ってすぐ言ってくれるとか。『営業終わりにご飯行きましょうよ』とか誘ってくれるし、よく思ってくれているのに対して、こっちが信用しないのは失礼だし。それで、時間が経って徐々に信用できるようになっていきましたね」
──最後に、あいりさんの最終的な“夢”を教えてください。
「夢? 古着屋の次に、不動産屋になって……その更に先ですか? それが分かんないんですよね。あ、でもハムスター100匹飼うのは夢ですね。ハムスター好きなんで」
あどけない笑顔で、経営者としてありのままの想いを明かしてくれたあいりさん。最後に『ザ・ノンフィクション』の続編出演の可能性について聞くと、こう語った。
「もちろん。恩があるので断るなんてできません」
その頃、どのような経営者になっているのだろうか。
(了。第1回から読む)
撮影/岩松喜平
