事件に関与した日本人女性の数は半年間で80人以上だった
「韓国大法院(最高裁)は4月末、ブローカー2人に性売買処罰法違反(性売買斡旋等)の罪で、それぞれ懲役2年と1年8か月の実刑判決を言い渡しました。ブローカーは半年で3億ウォン(約3000万円)の利益を得ていたらしく、『列島の少女たち』は韓国人から盛況な、極めて収益性の高いビジネスだったようです。
ちなみに摘発時には、ソウルの繁華街・江南(カンナム)のホテルで、『観光目的』で入国した20代前半から半ばの日本人女性3人も、性売買処罰法違反容疑で現行犯逮捕されています。こうしたケースは、“稼げる美味しい話”とは裏腹に、極めてリスキーな仕事であることを認識すべきでしょう」(国際ジャーナリスト)
昨今では、日本人女性の“海外出稼ぎ”をめぐる話題が後を絶たない。ドバイではヤギとの性行為を行ういわゆる「ヤギ案件」を受けたというSNS投稿が拡散された。中東富裕層のパーティーに招かれて「5泊で1000万円を得た」といった証言もあり、大きな話題となった。
中東だけではなく先進諸国にも出稼ぎは浸透しているようで、2024年4月には、売春目的で日本人女性200〜300人をアメリカ、オーストラリア、カナダの売春斡旋業者に仲介し約2億円を稼いだとして、日本人の男4人が逮捕されている。
欧米や中東、韓国に限らず、日本人女性による海外買春の広がりに歯止めがきかない。2024年11月には香港で国際売春組織が摘発され、60人の女性と5人の男性が逮捕された。
中国メディア『中時新聞網』によると、女性の中に20人近い日本人セクシー女優が含まれていたとされる。