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ココイチFCの23歳社長が1年振り返る

《日報170件を毎日読んでコメントする》23歳ココイチFC社長が就任1年で起こした会社の変化「採用人数が3倍に」

5月で就任から1年となる諸沢社長

5月で就任から1年となる諸沢社長

「最近のおすすめメニューは、豚しゃぶカレーに旨辛にんにくとマヨネーズトッピングです。私もよく食べてます」──スパイスの香り漂う店内で、笑顔でそう話すのは、「カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)」などのFC(フランチャイズ)運営を行う株式会社スカイスクレイパー代表取締役社長・諸沢莉乃氏(23)だ。

 同社は都内を中心に「CoCo壱番屋」など27店舗をFC展開し、社員・アルバイト合わせて400人超が在籍する。そのトップに立つ彼女が社長に就任したのは、2024年5月。あれから早くも1年が経った。

 もともとは、15歳のときにアルバイトとして入社。そこから一気に階段を駆け上がり、若くして社長の座に──。一体なぜ? そして今、何を思うのか。業界の今と彼女のこれからを聞いた。【前後編の前編】

──まずは簡単に自己紹介をお願いします。

「改めてとなると逆に緊張しますね(笑)。株式会社スカイスクレイパーの代表取締役社長を務めています、諸沢莉乃です。高校1年、15歳のときにアルバイトとして入社して、20歳のときに創業社長(現会長)から『社長やってみないか』とお話をいただきました。それから2年間、修行して、22歳で就任しました」

──まさに異例の抜擢ですよね。社長に就任してからどんな1年でしたか?

「本当に、あっという間でした。気づいたら1年という感じです。でも、何もできてないと思うことのほうが多くて……。社員さんもバイトさんも、会長も、素敵な方ばかりで私ひとりではなくみんなで一緒に進んできた1年でした。プレッシャーを感じるというよりも感謝の気持ちが大きいです」

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