劇中、キッチンで楽しそうに料理をする田中圭と永野芽郁(共演映画の公式インスタグラムより)
「ドラマで永野さんは、阿部寛さん(60)演じる型破りなキャスター・進藤壮一に振り回されながらも奮闘する総合演出の崎久保華役を演じています。撮影を終えた感想を求められた彼女は、報道番組を作る大変さを語り、『今回は報道する役柄なのに、まさか自分が報道される側の人間になるなんて。本当に申し訳ないです(笑)』と、はにかんでいました」
そして、『女性セブン』によると、スピーチの最後をこう締めくくったという。
「これからも、どんなことがあろうとファイティングポーズをとりながら向き合っていこうかな、と思います。(中略)私はお芝居が大好きです。女優という、俳優という職業を本当に心から尊敬しています」
東京出身の永野は、小学3年生のときに吉祥寺でスカウトされ、芸能界入り。9歳だった2009年、子役として映画『ハード・リベンジ、ミリー ブラッディ・バトル』に初出演。多くのドラマや映画に出演し、2018年には連続テレビ小説『半分、青い』(NHK)でヒロイン役を務め、若くして成功を収めた。芸能プロ関係者が語る。
「永野さんは子役の頃からずっと芸能界に身を置き、10代で人気ファッション誌で女子中高生から絶大な人気を得ました。何事にも前向きな、さっぱりした性格で以前から『失敗で落ち込むより、次に同じ過ちをしないようにしたい』と語っていたこともあったそうです。
相次いだ“降板”は、永野さんを守るために周囲が判断したもので、人生の大半を女優として生きてきた彼女に、女優活動を休止する気持ちはないようです。しかし、今回の報道で傷付いた田中さんの妻子はどう感じているのか……」
現在、放送中の日曜劇場『キャスター』放送後の出演オファーは白紙となりつつある永野。かつて、16歳で出演した映画『ピーチガール』では、小悪魔女子役を演じ、当時は役に徹するために『嫌われるような演技をしたい』と意気込みを語っていた。今回の経験が彼女の新たな役を引き出すことになるかもしれない。