コムズ被告はビバリーヒルズなどで定期的に「ホワイトパーティー」という名のセレブイベントを開催していた(Getty Images)

コムズ被告はビバリーヒルズなどで定期的に「ホワイトパーティー」という名のセレブイベントを開催していた(Getty Images)

 性暴力や薬物使用をめぐる複数の事件で告発され、アメリカの連邦当局によって本格的な捜査の対象となっているのだ。BBCのインタビューに応じた元広報担当者によれば、コムズ被告は「世界で最も有名な人になりたい」という野望を抱き、そのためには「パーティーキングであり続けることが必要」だと信じていたという。

 コムズ被告はビバリーヒルズでも最も高級とされる通りに、高いフェンスで囲まれた豪邸を所有。毎週末のようにパーティーを開き、近隣住民からの通報でたびたび警察が出動する騒ぎになっていた。酩酊した女性が露出度の高い格好で路上に座り込む姿も、日常的に目撃されていたという。

 さらに、セレブや芸能界の重鎮たちを招いたニューヨークの別邸のパーティーでは、薬物を乱用しながらレイプが日常的に行われていたほか、未成年の少年少女に対する性的暴行の疑いも浮上し、やりたい放題ぶりはもはや常識の範疇を超えていた。

 こうした性の倒錯は、名声を求める野心と結びつき、より歪んだ形でエスカレートしていったようだ。元広報担当者の証言によれば、コムズ被告は英国王室に対しても異常な執着を見せていたという。

 ハリー王子とウィリアム王子を自身のパーティーに招待するよう、10回以上も強く要求。旅費・宿泊費・警備費すべてを自腹で負担することを申し出ていた。自宅には王子たちの写真が額装されて飾られており、まるで取り巻きとして迎え入れようとしていたという。

関連記事

トピックス

“教育虐待”を受けたと主張する戸田容疑者の家庭環境とは── (時事通信社)
「母親から数万円の振り込み断られた」東大前駅切りつけ事件・戸田佳孝容疑者(43)の犯行動機に見える「失われた世代」の困難《50万人以上の高齢者が子に仕送りの推計データも》
NEWSポストセブン
府中刑務所の食事見本。ふりかけや、佃煮らしき小鉢が見える。2024年2月報道向け公開時(AFP=時事)
暴力団幹部が定食屋で「勘弁してくれよ」と言った事情 目の前にはアミの佃煮、たくわん、塩辛など「ご飯のおとも」がずらり
NEWSポストセブン
秋篠宮と眞子さん夫妻の距離感は(左・宮内庁提供、右・女性セブン)
「悠仁さまの成年式延期」は出産控えた姉・眞子さんへの配慮だった可能性「9月開催で眞子さんの“初里帰り”&秋篠宮ご夫妻と“初孫”の対面実現も」
NEWSポストセブン
1998年にシングル『SACHI』でデビューした歌手のSILVA(ブログより)
《“愛の伝道師”として活躍した歌手SILVAの今》母として『子どもの性教育』講師活動、マイクを握れば「投げ銭ライブ」に「2200円の激安ボイトレレッスン」の出血大サービスも
NEWSポストセブン
性的パーティーを主催していたと見られるコムズ被告(Getty Images)
《フリーク・オフ衝撃の実態》「全身常にピカピカに」コムズ被告が女性に命じた“5分おきの全身ベビーオイル塗り直し”、性的人身売買裁判の行方は
NEWSポストセブン
大食いYouTuber・おごせ綾さん
《体重28.8kgの大食いタレント》おごせ綾(34)“健康が心配になる”特殊すぎる食生活、テレビ出演で「さすがに痩せすぎ」と話題
NEWSポストセブン
美智子さまが初ひ孫を抱くのはいつの日になるだろうか(左・JMPA。右・女性セブン)
【小室眞子さんが出産】美智子さまと上皇さまに初ひ孫を抱いてほしい…初孫として大きな愛を受けてきた眞子さんの思い
女性セブン
宮城野親方
《元横綱・白鵬の宮城野親方「退職情報」に注目集まる》一度は本人が否定も、大の里の横綱昇進のなかで「祝賀ムードに水を差さなければいいが…」と関係者が懸念
NEWSポストセブン
出産を間近に控える眞子さん
眞子さん&小室圭さんがしていた第1子誕生直前の “出産準備”「購入した新居はレンガ造りの一戸建て」「引っ越し前後にDIY用品をショッピング」
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《永野芽郁が見せた涙とファイティングポーズ》「まさか自分が報道されるなんて…」『キャスター』打ち上げではにかみながら誓った“女優継続スピーチ”
NEWSポストセブン
子育てのために一戸建てを購入した小室圭さん
【眞子さん極秘出産&築40年近い中古の一戸建て】小室圭さん、アメリカで約1億円マイホーム購入 「頭金600万円」強気の返済計画、今後の収入アップを確信しているのか
女性セブン
カジュアルな服装の小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットで話題》小室眞子さん“ゆったりすぎるコート”で貫いた「国民感情を配慮した極秘出産」、識者は「十分配慮のうえ臨まれていたのでは」
NEWSポストセブン