中居氏と「タレントU」らが滞在したとされるスイートルームの間取り。ソファとソファの間隔が広く、ベッドルームには独立性が保たれている
さまざまな選択肢を持つB氏
B氏の処分について、ネット上には〈クビじゃないんだ〉〈甘いのでは?〉といった意見も寄せられているが……。フジテレビ関係者が語る。
「B氏は法的な罪を犯しているわけではなく、懲戒解雇はないだろうというのがもともとの見方でした。
加えて、フジが恐れているのはB氏の“暴走”です。B氏はフジの“全盛期”を中心で支え編成幹部に上り詰めた存在ですから、社内の色々なことを知っている。
第三者委員会の資料でもB氏は責任を追及されているので、逆上したB氏がほかのメディアに社内の暗部を暴露されるという展開を、フジとしては非常に怖れている。確かにB氏は1月、『FRIDAY』の直撃取材にも色々と答えていました」
今後のB氏の動きは、「フジ問題」の鍵を握りそうだ。
「フジが臨時の取締役会を開いた同日、FMHの個人株主が日枝久氏(87)ら旧経営陣に賠償を求める株主代表訴訟の第1回口頭弁論も、都内で行われました。この個人株主は、今後B氏にも出廷を求める意向を示しています。B氏が法廷に立った時に何を語るか、フジは注視するでしょう」(同前)
トラブルが報じられて約半年が経ったが、まだまだ騒動は続きそうだ。