緻密な計画で犯行したとみられる(Facebookより)
「英メディア『BBC』によれば、容疑者候補も浮かび上がらず捜査に進展がないなか、2018年4月、警察署長宛に匿名の人物から手紙が届きました。手紙の内容は、爆弾犯の主犯は地元の人間ではなく『警察の手が届かない場所にいる3人の男』であり、財産上の紛争が動機であると主張するものでした。
しかし、警察は手紙の筆跡から、メヘル被告が書いたと特定。のちに、その内容も、捜査を撹乱させるための虚偽のものであると判明しました」(同前)
7年にもおよぶ月日を要し、ついに終身刑の判決が下されたメヘル被告。被害者スーニャさんの父親にとってこの判決は、「非常に特異な犯罪であることを考慮し、死刑を望んでいた。しかし、裁判所は無期懲役を言い渡しました」と、望んだ結果ではなかったようだ。しかしながら長い時間を費やし犯人に罰が下されたことに対して、「私たちは裁判所に感謝の意を表します」と述べたという──。