短パン・サンダル履き姿の清原
足首やふくらはぎに残る“タトゥー”
訃報の翌日、清原氏の姿は都内にあった。愛車の黒いベンツを窓を開けて運転し、通行人もその存在に気づく。Tシャツに短パン、サンダル履きというラフな服装で、右足首やふくらはぎに残るタトゥーが目立っていた。車から出てきた清原氏に声をかけた。
——長嶋さんが亡くなりました。改めて、ひと言いただけませんか。
「……」
長嶋さんの死にショックを受けているのか、言葉を飲み、終始寂しさを湛えた表情の清原。続けて声をかけようとすると、同行していた関係者が遮り、そのままビル街の方面に消えていった。
長嶋さんは今後も天国から、教え子たちを温かい眼差しで見つめ続けるだろう。