虫のような異物が発見されたラーメン(Xより、一部編集部で加工しています)
「ニクバエは動物の死骸や糞にも集まるため、食中毒菌を媒介するリスクがあります。
また、ウジは体外消化のため、消化液を出して周囲を溶かしながら食べる性質があります。万が一誤って飲み込むと、ウジが内臓壁を攻撃し、腹痛などを引き起こす『消化器ハエ症』という症状が出るケースも知られています」
ほんのわずかな隙にハエが幼虫を産みつける可能性があるからこそ、消費者側も食事中、“ハエが寄ってきていないか”に注意する必要があるという。
もちろん、今回の異物混入がニクバエによるものだと確定したわけではない。しかし、幼虫を直接産みつける虫がいると知ることは、今後起こりえる異物混入を未然に防ぐことにも繋がるはずだ。
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